8月30日は富士山測候所記念日。気象庁札幌管区気象台のホームページ(http://www.jma-net.go.jp/sapporo/today/0830.html)によると、「1895年8月30日、大日本気象学会員の野中至が私財を投じて富士山頂に建設した気象観測所の完成を中央気象台に連絡してきたこと」に由来するのだそうです。今から何と118年前ですからすごいですね。そして2008年に無人化されたそうですが、藤山健二さんが著した小説『富士山の身代金』(新潮社)では、無人化される前のこの測候所をテロリストが占拠し、測候所職員を人質にとって多額の身代金を要求する、という驚くべきストーリーが展開されています。
さて、今年のこの富士山測候所記念日。今年はまた特別なものとなったのではないでしょうか。念願の世界文化遺産に登録されたわけですから。
富士山世界文化遺産登録推進両県合同会議のホームページ(http://www.fujisan-3776.jp/)を見ると、富士山に関するいろいろなことがわかります。また、どんなに背伸びをしても、さすがに宮崎県からは拝むことができない富士山の姿を、ライブカメラで拝むこともできますからありがたいです。
世界文化遺産となって初めての富士山測候所記念日。利用者様と「富士は日本一の山」と歌いながら、ネットで楽しんでみてはいかがでしょうか。