当然のことながら、自然災害は津波だけではありません。様々な災害、そして被害の状況をテレビ等で報じられる、その多さと甚大さを知らされます。そして「命を守る行動」について、常日頃から考え、備えておかなければならないと痛感します。
老健施設に勤める者にとって、「リスク管理」は最重要事項の一つと言えます。しかし、その「リスク」は一つではありません。様々な場面で、様々なリスクがあることを常に意識して行動しなければなりません。それでもなお、予測や想像が困難な事象が発生することがあります。ですから、「これで絶対に安心!」という事はありえず、またそう思う気持ちの中にこそ、リスクは潜んでいるのではないでしょうか。
宮崎市内で見かけた写真のような表示板を前に、そのような事を考えました。