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開催しました!「九州大会inみやざき」(その21)

一方、「生きること」に対しては、「ありがとう(有り難う)」の反意語が「当たり前」であると前置きし、「人間はどんなことにもすぐ慣れてしまいます。医療従事者も含め、私たち人間が慣れてしまうと感謝の気持ちがなくなってしまいます。知らず知らずんのうちに相手をぞんざいに扱ってしまいます。全ての人間が生きることにも慣れる動物です。すると生に対する感謝の気持ちがなくなってしまいます。今日という大切な一日に感謝する気持ちがなくなって、ただ漠然と生きてしまう、ということが私たちの人生によく起こります。じゃあ漠然と生きてしまわないためにはどうすればよいでしょうか。私たちが日々の選択を大切にし、よりよく選ぶことができるようにするにはどうすればいいか、そのために必要なのは、自分の最期に向き合うということになるわけです」と述べた金城先生、ご自身の趣味である映画鑑賞を引き合いに出し、「私があと20年生きるとして、残りの人生であと700本から900本しか映画を観る事ができません。これに対し、日本でたった一年間に封切りされる邦画と洋画の合計数は約1000本です。これがわかると、最期を意識すると『今日、この映画を本当に観るべきだろうか』と自分の選択を吟味し始めます。こういうことが『より良く豊かに選ぶ』ということになります」と具体的に説明すると、参加者はそれぞれの人生における一日一日、一瞬一瞬の重みを肌で感じとっていました。

そして会場を見渡しながら「人生はシミュレーションできません。たった一度きりの、取り返すことのきかない、唯一無二の大切なこの人生をどう生きるか?これを私たちは立ち止まって考えて行かなければなりません。これが倫理ということになります」と語りかけ、金城先生は「選択を意識する」というテーマをまとめました。

(つづく)

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