「第17回九州ブロック大会介護老人保健施設大会in鹿児島」が5月18日から19日の2日間、鹿児島市の城山観光ホテルで開催されます。大会抄録集など一式は「5月9日の週前半に発送」とのことですから、会員施設のそれぞれにも届いている頃ではないでしょうか。
今回の大会テーマは「チェスト!老健 地域から求められる姿をめざして」。シンポジウムや教育講演、研究発表、そして市民公開講座などを通じ、包括的ケアサービスの提供、リハビリテーションの実施、在宅復帰や在宅生活の支援という介護老人保健施設の理念と役割をいま一度確認するとともに、地域・ご利用者・国(自治体)から求められる姿をイメージし直すことを目指して議論を深める大会にしようと、開催を目前に控えスタッフの皆様も大忙しのこととお察しいたします。
そして今回は熊本地震後に開催される大会とあって、九州各県の老健施設がそれぞれの施設における防災への意識を高め、備えを強化することはもとより、地域や県域を越えた人的・物的な支援のあり方を考える機会にもなるのではないかと思います。大会を通じて施設や職種、地域、県域の垣根を越えた忌憚ない意見のやりとり、情報の交換により、参加者の絆が一層強まる大会になることを祈念申し上げます。