「生産性向上の取り組み」学びました(看護介護部会:その8)

2024年12月9日|

続いてユニ・チャーム株式会社ジャパンフロア営業統括本部九州支店の伊藤貞彦マネージャーが、「紙おむつ使用枚数分析による現場の実態把握と対策でコスト削減」というタイトルでスライド横に立ちました。

コスト削減について、伊藤マネージャーは開口一番、「見積書の単価を下げれば良いという考え方では、毎月支払うお金をへらすことにつながっていないことが多いです。本当の意味でのコスト削減というのは、毎月支払うお金を減らしていき、現場職員のゆとりの創出と、患者やご利用者の快適性を高めていくことです。そのヒントをこの研修会で皆さんと共有できればと思います」と語りかけました。

講義ではこのテーマにもとづき、1ヶ月当たりの紙おむつ代の平均から受講者それぞれの施設における1ヶ月の紙おむつ代を計算。その上で「計算した金額よりも、毎月支払っている金額の方が高いようであれば、『赤信号』および『黄信号』です」と注意を促しました。

(つづく)

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