あった!重力波(アインシュタイン生誕137年)
3月14日はアルベルト・アインシュタイン(1879年3月1日-1955年4月18日)の誕生日でした。生誕137年となる今年、天国のアインシュタインもさぞかし喜んでいることでしょう。
アインシュタインが1915年から1916年にかけて発表した一般相対性理論によって予測されていた「重力波」が昨年9月14日、米・ワシントン州ハンフォードとルイジアナ州リビングストンに設置されているレーザー干渉計型重力波検出器「LIGO」によって、ついに世界で初めて検出されたことが、先月大々的に報じられました。一般相対性理論発表から実に100年を経ての快挙!世界中が賛辞と祝福にわき、「ノーベル賞間違いない」との声も上がっています。
とは言うものの、「質量を持つ物体が存在すると、その周囲の時空はゆがみ、物体が運動することで時空のゆがみが光速で広がっていく」という”重力波”。「よくわからない」という人も少なくないかと思います。「利用者のいるところに歩いて行くと、時空がゆがんでしまうからあぶないかなあ?」などと心配するようなものではないみたいですが・・・。
重力波や一般相対性理論は難しくてよくわかりませんが、アインシュタインは私たち老健施設で働く者に対しても、とても素晴らしい格言をたくさん残してくれています。
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【アインシュタインの言葉】
○「大切なのは、疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない。」
○「過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである。」
○「天才とは努力する凡才のことである。」
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これらはまさしく私たちの日々の仕事の中で忘れてはならない大切な事です。ノーベル賞がもらえるわけではありませんが、利用者一人一人の生き甲斐を支えるため、アインシュタインの言葉を心の中で繰り返し唱えながらケアにあたっていきたいと考える次第です。