雑談

可能性を高め合おう!

「一個の人間の可能性というものは、本人が常識のレベルで考えているよりはるかに高いところにあるものです」と言ったのは、米国で活動したアイルランド出身の宗教者で著述家のジョセフ・マーフィー。

この時期、各老健施設においては、新しい職員を迎えその教育・研修が進められていることと思います。ジョセフ・マーフィーが述べているように、人間は無限の可能性に満ちており、新人を育てるにあたっては、そのことを念頭におき、ひとりひとりの可能性を見出し、伸ばしていくことで、教え・育てる者もまた新たな成長を遂げ、それが施設全体の発展にもつながることと思います。

4月も半分を過ぎました。夢と希望を胸に抱き、介護の世界に飛び込んできた頼もしい新人達と、互いに思い描く未来の介護のありかたについて語り合い、その相乗効果の中で可能性を高め合いながら、薫風たおやかな季節を迎えたいと思う今日このごろです。

6年度スタート!

 4月1日、令和6年度が始まりました。各老健施設におかれましては、新しい職員を迎え、新たな体制、気持ちで業務に取り組まれることと存じます。

 新年度の幕が上がったこの機会に、「介護老人保健施設の理念と役割」をおさらいしたいと思います。公益社団法人全国老人保健施設協会(全老健)のホームページにも掲載されている他、同協会が毎月発行している協会機関紙、「老健」からそれを抜粋し、以下に記します。今年度も頑張って参りましょう!

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「介護老人保健施設の理念と役割」

 介護老人保健施設は、利用者の尊厳を守り、安全に配慮しながら、生活機能の維持・向上をめざし総合的に援助します。また、家族や地域の人びと・機関と協力し、安心して自立した在宅生活が続けられるよう支援します。

1.包括的ケアサービス施設

 利用者の意思を尊重し、望ましい在宅または施設生活が過ごせるようチームで支援します。そのため、利用者に応じた目標と支援計画を立て、必要な医療、看護や介護、リハビリテーションを提供します。

2.リハビリテーション施設

 体力や基本動作能力の獲得、活動や参加の促進、家庭環境の調整など生活機能向上を目的に、集中的な維持期リハビリテーションを行います。

3.在宅復帰施設

 脳卒中、廃用症候群、認知症等による個々の状態像に応じて、多職種からなるチームケアを行い、早期の在宅復帰に努めます。

4.在宅生活支援施設

 自立した在宅生活が継続できるよう、介護予防に努め、入所や通所・訪問リハビリテーションなどのサービスを提供するとともに、他サービス機関と連携して総合的に支援し、家族の介護負担の軽減に努めます。

5.地域に根ざした施設

 家族や地域住民と交流し情報提供を行い、さまざまなケアの相談に対応します。市町村自治体や各種事業者、保健・医療・福祉機関などと連携し、地域と一体になったケアを積極的に担います。また、評価・情報公開を積極的に行い、サービスの向上に努めます。

さよなら2023

令和5年、2023年もいよいよ日曜日までとなりました。

5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行してから、初めて迎える年末年始となり、規制ラッシュ、Uターンラッシュをはじめ、各地は多くの人出で賑わうことと思います。老健施設においても、懐かしいご家族等との再会に笑顔の花が咲くのではないでしょうか。ただしインフルエンザの感染が拡大傾向にあるなど、予断を許されない状況です。引き続き感染予防対策の手を抜くことなく、利用者様のケアに努めて参りたいと思います。

またこのブログも、土曜と日曜を除く毎日欠かさず更新し、情報を発信し続けて参ることができました。これもご覧いただいた皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。

令和6年、2024年が皆様にとってより良い年となりますよう祈念いたします。

クリスマス2023

 12月25日はクリスマス。コロナが5類に移行し、初めて迎えるこのシーズン、各老健施設でもクリスマス会が開かれ、トナカイのそりに乗ったサンタクロースがプレゼントをたくさん持って訪れていることではないでしょうか。

 そしていろいろあった令和5年も残すところあと一週間。クリスマスが過ぎれば年末モードとなります。世の中が慌ただしくなる期間を迎えますので、利用者様のケアはもとより、送迎や通勤の運転にも平素以上の注意を払って参りましょう。

台風6号最接近

 台風6号(カーヌン)はこれから宮崎県に最接近するものと予測されています。情報を迅速・正確に入手し、引き続き諸災害への備えをお願いします。

気象庁台風情報

国土交通省川の防災情報

宮崎河川国道事務所

MRT宮崎放送警報・注意報

宮崎県防災・危機管理情報

宮崎県の雨量・河川水位観測情報

Windy.com

台風6号接近中

 台風6号(カーヌン)はこれから宮崎県に接近するものと予測されています。情報を迅速・正確に入手し、諸災害への備えをお願いします。

気象庁台風情報

国土交通省川の防災情報

宮崎河川国道事務所

MRT宮崎放送警報・注意報

宮崎県防災・危機管理情報

宮崎県の雨量・河川水位観測情報

Windy.com

熱中症を防ごう2023

熱い日々が続いています。これからますます暑さが増すのではないかと懸念されます。「昔は窓からすだれを下ろし、打ち水でもしておけば涼しく過ごせたのに」などとぼやいていてもしかたありません。例年以上に熱中症対策を徹底したいと考える今日この頃です。厚生労働省でも「熱中症予防のための情報・資料サイト」を解説し、注意を呼びかけています。利用者様はもとより、スタッフ自身の熱中症予防にも万全を尽くしながら、楽しく涼しい夏を過ごしましょう。

海の日2023

7月17日は「海の日」。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」として制定された国民の祝日ですが、世界の中で海の日が国民の祝日なのは日本だけだそうです。

写真は宮崎県の最南端、都井岬から北側を眺めた景色です。南北に伸びる宮崎県の海岸線は約400キロメートルで、これは海がある40の都道府県の中で29番目の長さ。美しい国定公園日南海岸がある本県としては、意外な順位という気もしなくもありませんが、いずれにせよ県北から県南にわたり、それぞれに違った美しさを魅せてくれるだけでなく、様々な形で恵みを施してくれる海に、あらためて感謝するとともに、美しく幸多いこの海を後世に残せるよう、身近でできることから取り組んで行きたいと思います。

後半スタート2023

 7月になりました。早いもので2023年も半分が過ぎたわけです。5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、世の中の色々なことがコロナ前の日常を取り戻しつつあります。とはいえ介護老人保健施設に勤める者のひとりとしては、けして油断できる状況ではありません。引き続き感染防止対策に努めながら、老健の使命である利用者様の在宅復帰、在宅療養支援の強化をはかっていきたいと考える今日この頃です。

 令和5年が半分を過ぎたこの機会に「介護老人保健施設の理念と役割」をおさらいいたします。公益社団法人全国老人保健施設協会が毎月発行している協会機関紙、「老健」からそれを抜粋し、以下に記します。後半もがんばりましょう!

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「介護老人保健施設の理念と役割」

 介護老人保健施設は、利用者の尊厳を守り、安全に配慮しながら、生活機能の維持・向上をめざし総合的に援助します。また、家族や地域の人びと・機関と協力し、安心して自立した在宅生活が続けられるよう支援します。

1.包括的ケアサービス施設

 利用者の意思を尊重し、望ましい在宅または施設生活が過ごせるようチームで支援します。そのため、利用者に応じた目標と支援計画を立て、必要な医療、看護や介護、リハビリテーションを提供します。

2.リハビリテーション施設

 体力や基本動作能力の獲得、活動や参加の促進、家庭環境の調整など生活機能向上を目的に、集中的な維持期リハビリテーションを行います。

3.在宅復帰施設

 脳卒中、廃用症候群、認知症等による個々の状態像に応じて、多職種からなるチームケアを行い、早期の在宅復帰に努めます。

4.在宅生活支援施設

 自立した在宅生活が継続できるよう、介護予防に努め、入所や通所・訪問リハビリテーションなどのサービスを提供するとともに、他サービス機関と連携して総合的に支援し、家族の介護負担の軽減に努めます。

5.地域に根ざした施設

 家族や地域住民と交流し情報提供を行い、さまざまなケアの相談に対応します。市町村自治体や各種事業者、保健・医療・福祉機関などと連携し、地域と一体になったケアを積極的に担います。また、評価・情報公開を積極的に行い、サービスの向上に努めます。

「地球は回っている」(5月23日コペルニクス地動説発表)

                         

5月23日はコペルニクスの「地動説」が発表された日。1543年、今から480年前の今日、著書「天球の回転について」が出版されたのですが、脳卒中で病床に伏していた彼は、その翌日この世を去ったのだそうです。享年70歳でした。

今では「太陽のまわりを、地球やその他の惑星が回っている」というこの「地動説」は常識となっていますが、それまでは「地球は宇宙の中心にあり、太陽や星は、地球の周りを回っている」という「天動説」が信じられていました。ですから「地球が回っている」と言われてもにわかには信じられず、その後地動説を支持したガリレオ・ガリレイが1633年、宗教裁判で有罪となり「それでも地球は動いている」とつぶやいたのは有名な話です。そしてローマ教皇庁とカトリックが正式に放棄し、地動説を承認したのは1992年、裁判から実に359年もたってからのことでした。

写真は日向灘から徐々に上昇してくる朝日。と言ってもこれは地球が自ら回っているためであって、「朝日が上昇しているように見える」と言った方が良いのかもしれませんが、論はともかく、このような厳かなシーンを目の当たりにすると、1億4960万km離れた地球に、8分19秒もの時間をかけて、光とぬくもりを届けてくれる太陽には感謝の気持ちがわいてきます。

「日本のひなた」をキャッチフレーズに掲げる宮崎県。今日も太陽のような明るさとぬくもりで、利用者様のケアにあたろうと思う5月23日です。

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