老健みやざきブログ

Masaさん(菊地雅洋氏)第2弾講演会開きました(事務長会&看護・介護部会:その1)

2015年10月8日 | 協会活動報告

 (公社)宮崎県老人保健施設協会事務長会と看護・介護研究部会は合同で103日、宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで「masa氏 第2弾講演会」を開きました。400人が受講し特別養護老人ホーム緑風園の菊地雅洋総合施設長の講演に聞き入りました。

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(↑会場となったシーガイアコンベンションセンター)

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(↑会場となったサミットホール「蘭玉」。両部会のスタッフが早くから準備、設営に当たりました)

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(↑受付開始と同時に、たくさんの受講者が来場。スタッフは対応に追われました)

 開演前には会場はほぼ満席となりました。県内の老健施設や特養、グループホームなど、そして県外からの来場者もあり、400人が菊地雅洋総合施設長こと「Masaさん」の講演開始を待ちました。

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カラではない空

2015年10月7日 | 雑談

 10月になり、さすがに秋めいてきました。あの夏のうだるような暑さはどこに行ってしまったのか、と思うくらい朝晩には肌寒さすら感じるようになりました。

 それにともなって、星がきれいに見えるようになってきました。夜の時間も長くなり、またブルブル震えるほどの寒さではないので、星を眺めるにはちょうど良い季節と言えるのではないでしょうか。

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 掲載した写真は先月撮影したものですが、「満天の星空」というのはこういうことをいうのかな、と思うくらい星がひしめき合っています。星同士がぶつかってしまわないだろうか?などと余計な心配までしかねないこの状態を見ていると、「空」という字にちょっとした矛盾を抱いてしまいました。

 「空」と書いて「から」と読みます。「お菓子の箱を開けたら空っぽだった(T-T)」などと言いますが、「広辞苑」には「内部にものがないこと」と載っています。

たしかに昼間の空は太陽が一個だけで、あとは何もないのでほぼからっぽと言っていいのかもしれません。しかし夜なると空にはこれだけの星が出現しますから、こうなるともうからっぽとは言えませんね。

それはともかく、夜空が綺麗なこの時期。星に願いをかけながら眺めてみるのも良いのでは内でしょうか。

感染予防対策学びます(看護・介護部会)

2015年10月6日 | 協会活動報告

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(公社)宮崎県老人保健施設協会看護・介護研究部会は1031日(土)1330分から、宮崎市のJAアズム別館202会議室で「高齢者の感染予防策」研修会を開きます(13時より受付開始、15時終了)。講師に宮崎県健康増進課感染症対策室の片平久美子室長を招き、高齢者の感染症に関する現状や特徴、そして予防策などについて学んでいきます。

 この研修会は、老健職員はもとより福祉施設の方などどなたでも受講することができます。参加費として老健職員は一人500円が必要ですが、それ以外の方は無料です。

ただし、会場の収容人数が120人までとなっておりますので、定員に達し次第締め切らせていただきますことをご容赦下さい。またこのような事情に鑑み、各施設から2名までの参加とさせていただきますようご協力方お願い申し上げます。

 詳しくはこちらをご覧下さい。またこの研修会へのお申し込みおよびお問い合わせは介護老人保健施設サンフローラみやざき(担当:上村久美子、TEL0985-75-2020)までお願いいたします。

Masaさん(菊地雅洋氏)講演会開きました(事務長会&看・介部会、速報)

2015年10月5日 | 協会活動報告

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(公社)宮崎県老人保健施設協会の事務長会と看護・介護研究部会が103日、宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで合同講演会を行いました。講師には社会福祉法人登別千寿会理事で、特別養護老人ホーム緑風園の菊地雅洋総合施設長に、はるばる北海道登別市より起こしいただきました。

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 菊地総合施設長は「『明日へつなぐ介護』 誰かの赤い花になるため介護実践論」と題し熱弁を奮って下さいました。会場を埋め尽くした約400人の受講者は、そのひと言ひと言を、食い入るように聞き入っていました。

 この講演会の模様のレポートは、後日連載する予定ですのでお楽しみに。

介護小説「スクラップ・アンド・ビルド」

2015年10月2日 | 雑談

 第153回の芥川賞の発表は、いつもに増して世間の高い関心を集めたのではないでしょうか。今回の受賞作は又吉直樹さんの「火花」、そして羽田圭介さんの「スクラップ・アンド・ビルド」の2作品となりました。特に「火花」は芸人でもある又吉さんによる純文学とあって、大変な話題となりました。漫才も小説も言葉を大事にするものであるとともに、又吉さんが漫才界きっての読書家でもあるためか、非常に言葉の遣い方が巧みで、またお笑い芸人にスポットを当てながらも、抱腹絶倒とは程遠い、むしろ芸人の悲哀をリアルに描き上げた素晴らしい作品だと思いながら読みました。

 そしてもうひとつの受賞作、「スクラップ・アンド・ビルド」は、サラリーマンの職を失った28歳の青年健斗が87歳の祖父を介護する内容です。「健斗にもお母さんにも、迷惑かけて・・・・・本当に情けなか。もうじいちゃんは死んだらいい」と、ことあるごとに老いて弱りゆく自らの心身を嘆き続ける祖父に対し、健斗は「献身的」な介護に努めます。しかしそれは祖父のいきいきとした生活や人生を支えるためではありませんでした。「苦痛や恐怖心さえない穏やかな死」、すなわち「究極の自発的尊厳死」を望む祖父の手助けをしてやろうと、健斗は祖父が自力で出来うることまで介助することで、その能力を喪失させることが狙いだったのです。それにより祖父のADL能力は確実に低下するとともに、家庭内外における役割を喪失させ、活動や参加の機会を奪っていくことが、「死にたい」という祖父の願いを成就させる近道だと。そうやっているうちに話は進み、ある一つのアクシデントをきっかけに健斗は自分の「大きな思い違い」に気付いたのでした・・・。

 老健施設で働く者の一人として、2つのことについて考えさせられた作品でした。一つ目は「過介護」の問題。リハビリテーション介護をベースとし、利用者のADLを適正に評価した上で必要な介助を行いながらその向上をはかるとともに、様々な社会資源を多面的に活用することで在宅復帰、そして在宅生活支援を行うことを使命とする老健施設において、転倒や転落等をはじめとする様々なリスクを恐れるがあまり、健斗のような過介護になっているのではないか?ということです。著者である羽田圭介さん自身には介護の経験はなく、作品のほとんどが創作とのことですが、介護が必要な高齢者に対し、ひとりひとりの尊厳を保ちながら、必要かつ適正な介護を過不足なく提供することが大事であるということを、過介護に徹する健斗の思考と行動を通じて逆説的に説いていると思いました。

 二つ目は「死にたい」という高齢者の発する声について。健斗は「早う迎えにきてほしか」、「つらか・・・・もう死にたか」と言い続ける祖父の、言葉の裏にある本当の気持ちを知り、自らの大きな思い違いを悟ってがく然とします。老健施設で日々働く中で、利用者の同様な声を耳にすることは少なからずあります。もちろんそれを手助けしてやるようなことは絶対にあり得ないのですが、そのような将来を悲嘆する利用者の言葉の奥にある本当の気持ちに耳を傾け、それを踏まえた心身両面のケアをしていくことが重要だと再認識させられました。

 羽田圭介さんは四度目の候補で、今回の芥川賞受賞となりましたが、デビュー作の「黒冷水(こくれいすい)」はなんと十七歳の若さで執筆したばかりでなく、文藝賞も受賞しています。これは身長も学業も弟に勝る兄の部屋を偏執的にあさる弟と、様々なトラップを仕掛けて執拗に報復する兄との果てしない憎しみ合いが続けられる、タイトルが示す通りどろどろと冷たい作品です。これを読んだとき、とても十七歳の少年が書いたものとは信じがたく、その猛烈な筆力に圧倒されてしまいました。そしていつの日か芥川賞をとるだろうと思っていたのですが、「ついに」、というか「やはり」の受賞!心より祝福申し上げるとともに、自作に更なる期待を抱かずにはいられません。

 そんなわけで今回の芥川賞受賞作、「スクラップ・アンド・ビルド」。読まれてみてはいかがでしょうか。IMG_5333-1(t).jpg

「老健みやざき第32号」アップしました!

2015年10月1日 | 協会活動報告

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 当協会の広報誌「老健みやざき第32号」PDFファイル(2.31MBをアップしました。

 平成279月発行の「老健みやざき第32号」6施設目となる今回の訪問先は串間市にある「長寿の里」。全国でも有数のかんしょの産地、同市の大束地区に根差し、利用者や地域住民の幸運な暮らしを支え続ける長寿の里の様子を、スタッフや利用者の声などとともにお届けしています。

 これに続いて協会各研究部会の活動報告、さらに会員施設の様々な職種の方にご寄稿いただいた「リレーコーナー」、そしてラストページは毎回好評の「人気のおすすめメニュー」などを掲載しています。

「老健みやざき第32」(PDF版)は、そのまま見るなり、ダウンロードして楽しむなり、自由にご活用して下さい。「老健みやざき第32号」へのページはこちらからどうぞ。

秋桜(あきざくら)咲きました

2015年9月30日 | 雑談

 ご存知の通り「秋桜」と書いて「コスモス」と読みます。行楽の秋、宮崎でも各地でコスモスが咲き誇り、それにちなんだイベントも開かれています。秋風に吹かれて気持ちよさそうに揺れるコスモスは、見ていてウットリ、癒されます。

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 そんなコスモスに嫉妬するのでしょうか、毎年同じ頃にちょっとだけ咲くのが「桜」。そう、正真正銘の「さくら」です。写真は918日に撮影したもの。もちろん春のように沢山ではありませんし、春のものと比べ、白っぽいような気がしますが、桜の花であることに間違いありません。

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 秋に桜が咲く現象は、そんなに珍しいことではないようです。春の満開の桜もいいですが、この時期にいわば「サンプル品」みたいにちょっとだけ咲いて、見る人を楽しませてくれる桜の気遣いに感謝しながらシャッターを押しました。

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 秋の後には冬が来て、そして春はまだその先のことです。だけど今から来年の春、そして満開の桜の下で利用者の皆様と花見をするのが楽しみになった、「秋桜(あきざくら)」の粋なはからいに感謝です。

総務委員会開きました

2015年9月29日 | 協会活動報告

当協会の今年度第3回の総務委員会が925日、宮崎市内でありました。協会の各部会役員などによる委員12人が参加しました。

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委員会では事務局からの報告に続き、各部会の活動状況が説明されました。そして117日(土)に宮崎観光ホテルで開催予定の「第12回公社)宮崎県老人保健施設協会研究大会」について、参加申し込みや演題発表、レクレーション研究発表などの状況が報告されました。これにもとづき分科会の会場構成や演題の振り分け、運営スタッフの役割分担などについて具体的な協議を行い、大会の成功に向け委員が協力して準備、設営にあたっていくこととなりました。

合同研修会開きます(支援相談・在宅支援部会)

2015年9月28日 | 協会活動報告

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 (公社)宮崎県老人保健施設協会の支援相談員研究部会と在宅支援研究部会は1017日(土)14時から宮崎市の宮日会館11階宮日ホールで合同研修会を開きます(1330分受付開始、16時閉会)。

 この研修会では、宮崎県介護支援専門員協会、宮崎県医療ソーシャルワーカー協会から講師をお招きするとともに、そして当協会の支援相談員およびリハ専門職もステージに上がり、在宅復帰施設としての役割について考えていきます。

 この研修会は老健職員はもとより、どなたでも受講できます。参加費として老健職員はひとり500円が必要ですが、それ以外の方は無料です。

 詳しくはこちらをご覧いただき、「参加申込書」により介護老人保健施設しあわせの里(担当:支援相談員 笠原章寛、FAX0987-55-4507)までお申し込み下さい。

 また、この研修会についてのお問い合わせも介護老人保健施設しあわせの里(担当:支援相談員 笠原章寛、TEL0987-55-4800)までお願いいたします。

受付&データ提出は30日まで(第12回研究大会)

2015年9月25日 | 協会活動報告

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117日(土)、宮崎観光ホテルで開催する12回公益社団法人宮崎県老人保健施設協会研究大会の参加受付、および発表用データ提出は930日(水)までです。また参加費の振り込みは1020日(火)までとなっております。

 つきましては、下記および「大会概要」、「大会参加・研究発表申込書」をご参照の上、多数の参加および発表を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

1.大会名:第12回公益社団法人宮崎県老人保健施設協会研究大会

2.開催日時:平成27117日(土)10時から17時(930分より受付)

3.会場:宮崎観光ホテル 宮崎市松山1-1-1

4.大会メインテーマ:「2025年に向けて」

5.大会サブテーマ:「未来への架け橋 その先の笑顔の為に」

6.参加費

 ■大会参加費:3,000

 〈内訳〉

  □第1部のみ〔特別講演と研究発表〕   :2,000

  □第2部のみ〔レクリェーション研究発表〕:1,000円 

 ※昼食は含みません。各自でご用意下さい。会場での飲食は可能です。

7.事務局および問い合わせ先

 公益社団法人宮崎県老人保健施設協会

 〒880-2112 宮崎市大字小松1158番地

 TEL0985-47-3941

 FAX0985-47-3967

 E-mailmiyazaki-roken@junwakai.com

 ホームページ:http://www.miyazaki-roken.jp/

8.大会概要、申し込み、登録について

 「大会概要」、「大会参加・研究発表申込書」をPDFファイルにしてアップしていますので、それぞれこちらから閲覧、ダウンロードして下さい。

 (1)大会概要(346キロバイト)

 (2)大会参加・研究発表申込書(別紙1102キロバイト)

 ※(2)は協会ホームページ「書式ダウンロード」にもアップしていますので申し添えます。

9.各提出締め切り(※詳細は「大会概要」をご参照下さい)

 (1)大会参加受付  :930日(水)まで

 (2)発表用データ提出:930日(水)まで

(3)参加費振込   :1020日(火)まで

 

以 上

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