老健みやざきブログ

つなぐ役割

2015年8月28日 | 雑談

DSCN0680.JPG.jpg

 写真は東九州自動車道。321日に宮崎市と大分市までの間南北約200キロが開通、両市が一本につながりました。両市役所間の所要時間は、一般道を走るより1時間半も短い2時間50分となりました。昨年3月に宮崎市と延岡市がつながりましたが、観光や産業面でその、防災はもとより、防災や医療面でも更に大きな効果が期待されています。

 ところでこれを撮影したのは宮崎市と西都市のほぼ境界にある陸橋。厳密にはこの橋よりちょっと右、つまり少しだけ西側まで宮崎市なのですが、ほぼ両市を東西につないでいる陸橋と言えます。ご覧の通り自動車道よりとても高い所に架かっていますので、陸橋の両側とも高さ2メートルくらいの金網フェンスで、様々な危険の回避がはかられています(写真は金網の上までカメラを持ち上げて撮影したものであり、決して金網をよじ登るなどといった危険な行為はしていません)。この陸橋、そして周辺の道路が整備されたことにより、両市の間の所要時間も短縮されました。

 自動車道とその上を渡す陸橋。どちらも「つなぐ」という意味で、非常に大きな役割を果たしていると、撮影しながら思いました。また先頃民放で放送された24時間テレビのテーマも「つなぐ」でした。そして老健といえば中間施設。「病院と在宅をつなぐ」、そして「在宅と地域社会をつなぐ」という役割を果たすため、顕在および潜在に有する機能を今まで以上に発揮し、その付託にこたえていかなくては!と、この場所に立って感じた次第です。

「介護保険推進全国サミットinひおき」のお知らせ

2015年8月27日 | その他

16thkaigohokensuisinzenkokusummitinHioki(s).jpg

 「第16回介護保険推進全国サミットinひおき」が101日(木)と2日(金)、鹿児島県の日置市伊集院文化会館で開かれます(主催:日置市)。

 このサミットに関する詳細は日置市のホームページ16回介護保険推進全国サミットの開催をご参照下さい。なお、申し込み期間が8月31日(月)までに延長されたとのことですので申し添えます。

 またこのサミットに関する問い合わせは、同サミット実行委員会事務局(日置市市民福祉部介護保険課内:TEL 099-272-0505)までお願いいたします。

『サンヒルだより8月号』更新されました

2015年8月26日 | 協会活動報告

Sunhilldayori8gatu2015.jpg

  818日付けで特定医療法人耕和会介護老人保健施設サンヒルきよたけのホームページにて『サンヒルだより:8号(第232号)』が更新されました。同施設で開かれた夏祭りや七夕イベントの様子が紹介されていますのでこちらからご覧下さい。

台風15号接近中

2015年8月25日 | その他

労働局より業務改善助成金の利用促進依頼について

2015年8月24日 | その他

gyoumukaizenjoseikin.jpg

 宮崎労働局労働基準部賃金室長より728日付け事務連絡文書「中小企業最低賃金引き上げ支援対策費補助金(業務改善助成金の利用促進につきまして(依頼)」にて、同事業の利用促進依頼がありました。

 つきましてはこちらの依頼文書及びパンフレットをご参照の上、ご検討方お願い申し上げます。

 なお、本件についてのお問い合わせは、宮崎労働局労働基準部賃金室(電話:0985-38-8836)までお願いいたします。

さわやかセンター夏祭りのお知らせ(8月22日開催!)

2015年8月21日 | 協会活動報告

sawayakanatumaturi20150822.jpg

 介護老人保健施設さわやかセンター(小林市)の夏祭り822日土曜日18時から、同センター内で開催されます。露天や踊りなど、楽しい企画を盛りだくさんで、多数の来場を呼びかけています。くわしくはこちらをご覧ください。

 なお、この件に関するお問い合わせは同センター(電話:0984-25-1234)までお願いいたします。

1日を大切にしよう

2015年8月20日 | 雑談

IMG_1953.jpg

写真は82日の朝6時前、宮崎市は大淀川の堤防で撮影したものです。ビルの影から顔を出した朝陽が、見ているうちにぐんぐん上昇し、大淀川の右岸から左岸にかけて光の帯を渡す光景を見せてくれました。さすが自然豊かな宮崎県の朝だなあ、と感慨に浸りながらシャッターを切りました。

それにしても太陽の動きを見ていると、その動きが早いことに驚かされます。特に日の出や日没など、何か地上の固定したものと比較できる所で観察すると、当たり前のことではありますが、一瞬たりとて止まることなく、確実に動いているのがわかります(注:太陽を直接見るのは危険ですのでしないで下さい)。それを見るにつけ、一日というのは短いものだと感じずにはいられません。

「一日を大切にしよう。その差が人生の差につながる」と述べたのはフランスの哲学者、デカルトです(『いい言葉は、いい人生をつくる』斎藤茂太、成美文庫)。Uターンラッシュや帰国ラッシュが終わったものの、身体がまだ休みモードのまま、という人も少なくないのではないか?と思われる日本の今日この頃ですが、そんな時だからこそ、一日一日を大切にして、いつも以上の心掛けで仕事に臨みたいと思います。

八月の獲物(8月19日は俳句の日)

2015年8月19日 | 雑談

IMG_1679-1.jpg

  「八月の獲物」は森純の小説で、第13回サントリーミステリー大賞受賞作。1998810日に第1刷が出ています。

 ある四月の早朝、八王子駅構内で二人の老人が遭遇します。うち一人は斎藤了介。彼のジャージの背中には白い布が貼り付けてあり、そこには了介が認知症であり、強い徘徊癖があり家族を困らせていることに続けて連絡先がでかでかと書かれてありました。大男の駅員に首根っこを押さえつけられ引き立てられていく了介。もう一人の老人、桶狭間権兵衛(おけはざまごんのひょうえ)は犬を連れて散歩の途中でしたが、彼の前を通り過ぎようとした了介は、隙を見て駅員を突き飛ばし、ポケットからくしゃくしゃに丸めた小さな紙玉を取り出し、権兵衛に渡したのでした。謎の一言を添えて。

 紙玉をめくり、開いた権兵衛がそこに見たのは、不動産広告の折り込みチラシの余白に書かれた二つの俳句でした。

 「盆が明け 出歩きたきは 夏の宵

  田の烏 今朝は急ぎて 雲隠れ

                  了介」

 こんなショッキングから始まった物語は、いきなり「あなたに10億円差し上げます」という現実離れした”10億円チャリティー企画”の新聞広告に急展開します。当然のごとくマスコミで大きく取りざたされる中、大勢の中から抽選で選ばれた3名の男女には3億円の生命保険がかけられた上で、10億円を受け取れる条件としてたった1つ、「8月の1ヶ月を生存すること」が付されます。

 「一ヶ月の間、生きていればいい」・・・。簡単なようですがそうはいかない。その後受け取り対象者は謎の死を遂げていきます。そしてこの10億円チャリティーの目的は思いも寄らぬところにあったことが明らかになります。

 認知症高齢者を町ぐるみでサポートしようという取り組みや、「徘徊」という言葉の見直しもなされようとしている昨今、愕然とするような始まり方をするこの作品ですが、実はこの話は戦争を経験した高齢者の培った経験や知恵、そして熱き情熱と連帯感が、底流をなしており、他者の知り得ない手法を用いて、壮大な計画が着々と進められていく、という内容となっています。そしてラストは横浜駅に感動の光景が・・・。もちろん詳しい内容を述べるわけにはいきませんが、これは究極の「高齢者の参加と活動」を描いた作品と言えます。

この作品には上記の他にもいくつかの俳句が登場してきますが、これらが非常に重要な役目を果たしています。819日は「俳句の日」。残念ながら著者の森純氏は1999125日、肝不全のため48歳の若さで逝去されましたが、素晴らしい作品を残されたと思います。これを機会に、読まれてみてはいかがでしょうか。

全老健主催「ビギナー研修会」のお知らせ

2015年8月18日 | 協会活動報告

 公益社団法人全国老人保健施設協会主催の「平成27年度ビギナー総合研修会宮崎会場」が1021日(水)、宮崎市のニューウェルシティー宮崎で開催されます。

beginnerkensyuukai20151021.jpg

 この研修会は老健施設での勤務2年未満程度の施設職員等を対象として、老健施設で働く職員として必須の基礎的知識の習得を目的に開かれるものです。

 この研修会の詳細およびお申し込みは、全老健ホームページの「平成27年度ビギナー総合研修会宮崎会場について」(http://www.roken.or.jp/wp/archives/9268)をご参照ください。

 なお、この研修会に関する問い合わせは、公益社団法人全国老人保健施設協会業務部業務第一課(TEL:03-3432-4165 FAX:03-3432-4172)までお願いいたします。

第12回研究大会開催します

2015年8月17日 | 協会活動報告

 12公益社団法人宮崎県老人保健施設協会研究大会117日(土)10時から宮崎観光ホテルで開催します(17時まで)。

 今大会のテーマは「2025年に向けて 未来への架け橋 その先の笑顔の為にー」。講演や研究発表などを通じて2025年問題に向けた老健の在宅復帰支援強化、維持期リハビリテーションの質の向上、さらには地域包括ケアの拠点たる老健のあり方などについて考えるとともに、広く地域にアピールできるよう、互いに研鑽し、実のある大会にしたいと考えています。

 この中で「老健が担う地域ケア」と題し、(公社)全国老人保健施設協会の東 憲太郎会長に特別講演をしていただきます。

 つきましては、下記および「大会概要」、「大会参加・研究発表申込書」「研究発表登録用紙」をご参照の上、多数の参加および発表を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

1.大会名:第12回公益社団法人宮崎県老人保健施設協会研究大会

2.開催日時:平成27117日(土)10時から17時(930分より受付)

3.会場:宮崎観光ホテル 宮崎市松山1-1-1

4.大会メインテーマ:「2025年に向けて」

5.大会サブテーマ:「未来への架け橋 その先の笑顔の為に」

6.参加費

 ■大会参加費:3,000

 〈内訳〉

  □第1部のみ〔特別講演と研究発表〕   :2,000

  □第2部のみ〔レクリェーション研究発表〕:1,000円 

 ※昼食は含みません。各自でご用意下さい。会場での飲食は可能です。

7.事務局および問い合わせ先

 公益社団法人宮崎県老人保健施設協会

 〒880-2112 宮崎市大字小松1158番地

 TEL0985-47-3941

 FAX0985-47-3967

 E-mailmiyazaki-roken@junwakai.com

 ホームページ:http://www.miyazaki-roken.jp/

8.大会概要、申し込み、登録について

 「大会概要」、「大会参加・研究発表申込書」「研究発表登録用紙」をPDFファイルにしてアップしていますので、それぞれこちらから閲覧、ダウンロードして下さい。

 (1)大会概要(346キロバイト)

 (2)大会参加・研究発表申込書(別紙1102キロバイト)

 (3)研究発表登録用紙(別紙290キロバイト)

(2)および(3)は協会ホームページ「書式ダウンロード」にもアップしていますので申し添えます。

9.抄録原稿作成様式(ワード文書)について

 こちらをご参照いただき、A4サイズ1枚で抄録を作成し、事務局宛にデータ(EメールまたはCD-R)でご提出下さい。また「書式ダウンロード」にもアップしていますので申し添えます。

10.各提出締め切り(※詳細は「大会概要」をご参照下さい)

 (1)大会参加受付  :930日(水)まで

 (2)研究発表受付  :9月14日(月)まで

 (4)抄録提出    :9月14日(月)まで

 (5)発表用データ提出:930日(水)まで

(6)参加費振込   :1020日(火)まで

 

以 上

     

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の投稿

アーカイブ

カテゴリー

老健みやざきFacebook

TOPへ