老健みやざきブログ

「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」に応募しよう!

2015年6月18日 | その他

IMG_0519-1(s).jpg

 社会福祉法人宮崎県社会福祉協議会が主催し、毎年好評の平成27年度「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」の作品募集が61日から始まりました(7月31日締め切り)。

 協議会ホームページhttps://www.mkensha.or.jp/event1/1501.html)によると、この大会は「全国の介護や支援を受けている高齢者と、その家族や施設職員等、また医療・介護を学ぶ学生の方々から幅広く作品を募集し、優秀作品の表彰や全応募者の作品を収めた短歌集の発刊等を通じて、これらの方々の生きがいづくりや社会参加を進めるとともに、高齢社会に対する理解を深めていただくこと」が目的。

応募できる対象者は、(1)介護や支援を受けている高齢者のかた、(2) 高齢者を介護している家族のかた、(3)
高齢者を介護している職員、ボランティア等のかた、(4)
医療・介護を学んでいる学生のかた・・・となっています。

応募者全員の歌(一人一首)を掲載した短歌集が()鉱脈社から刊行(有料)される他、126日(日)にはメディキット県民文化センターで表彰式があり、入賞作品に対し賞状と記念品が贈呈されるそうです。

「短歌を”詠む”楽しみ」、「”応募する”楽しみ」、「”結果を待つ”楽しみ」・・・を共有するべく、老健施設に勤める職員はもとより、利用者やご家族の皆様など幅広く呼びかけ、どしどし応募してみてはいかがでしょうか。

 この「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」の詳細はこちらをご覧下さい。なお問い合わせは「社会福祉法人 宮崎県社会福祉協議会 長寿社会推進センター『全国短歌大会募集』係(電話:0985-31-9630 FAX0985-31-9665)」までお願いします。

盛り上がった県民スポーツ祭

2015年6月17日 | 雑談

 みやざき県民総合スポーツ祭が県内各地で開催されました。67日付け宮崎日日新聞によれば、競技とレクリエーションの部の61競技に約17千人が参加するとのことで、これは昨年よりも5千人多い参加者数(昨年同紙報道と比較)。これはスポーツを楽しむ県民が増えたことや、その背景としての健康志向の高まりの現れが要員の一つではないでしょうか。

 県民最大のスポーツの祭典ともいえる同祭。67日(日)、宮崎市の宮崎県総合運動公園第一陸上競技場では、陸上競技が行われました。

001DSCN0249.JPG
002DSCN0260.JPG

短距離、中距離、長距離のトラック競技(10kmは場外コース)、そして跳躍(走り幅跳び、走り高跳び)や投てき(砲丸投げ、円盤投げ)のフィールド種目などが、公認の審判員が公認の機器を用いて、本格的に繰り広げられました。青壮年はもとより、80歳以上のベテランアスリートまで、それぞれが自分の限界に挑戦するとともに、選手同士で健闘をたたえ合い、交流の輪も広がりました。

003DSCN0265.JPG
004DSCN0203.JPG 今年225日には、2026年の国体と全国障害者スポーツ大会の宮崎県への招致が正式表明され、本県のスポーツへの取り組みはより一層熱を帯びてくるものと思われます。本県での開催決定を祈念するとともに、県民がさまざまなスポーツへ取り組んでいくことで、そのレベルアップはもとより、心身の健康維持・増進がはかられ、県全体が元気になっていくといいと願ってやみません。

ケアプラン研修会申し込みは20日まで

2015年6月16日 | 協会活動報告

 公益社団法人宮崎県老人保健施設協会高齢者ケアプラン研究部会が74日(土)の10時から16時まで、宮崎市のJAAZMホール別館301研修室で開く、包括的自立支援プログラムケアプラン策定研修会の申し込みは620日までです。

001IMG_7743.JPG

 今回の研修会は初任者が対象。ケアプランを策定したことがない方や、自信がない方等を対象に、わかりやすく説明・研修を行う予定です。特に今までに参加されたことがない方は、是非ご参加ください。

 会員施設の方は参加費として一人500円が必要ですが、会員施設以外の方は無料です。詳しくはこちらをご覧の上、別紙「参加申込書」により、620日(土)までにファックスにてお申込み下さい。

 なお、この研修会への申込みおよび問い合わせは、介護老人保健施設 並木の里(担当:宮田 諭、Tel 0983-44-6066Fax
0983-44-5109
)までお願いします。

アイデンティティ:僕が僕であるために

2015年6月15日 | 雑談

 512日はアメリカの心理学者で精神分析家のエリク・ホーンブルガー・エリクソン(Erik Homburger Erikson)の誕生日です。今から113年前の1902年のこの日に生まれました。

 エリクソンは「アイデンティティ」の概念を唱えたことで知られています。アイデンティティとは「自己同一性」とも言われ、ウィキペディアには「『これこそが本当の自分だ』といった実感」と記されています。尾崎豊の言葉を借りれば「『僕が僕であるために』必要なもの」ということではないでしょうか。そして尾崎はそのために、「正しいものは何なのか」がわかるまで、勝ち続けようとしたのではないのでしょうか。

 またエリクソンは「ライフ・サイクル論」を説いた事でも知られており、その中で「アイデンティティを形成すること」が青年期の発達課題とされています。そして「自分とは何か?」という問いに対する答を発見し、自分の存在の証明を獲得し、安定した自己を形成することとで社会の一員となることができると言われています。尾崎豊は「存在」の中で「小さくかがめて守らなければ、自分の存在すら見失う」と歌っていましたが、尾崎のみならず、青年期に自分の存在の証しを得ることは簡単なことではなく、その過程で様々な葛藤と向き合い、あがき続けた経験のある人は少なくないのではないかと思います。

 そして青年期のみならず、アイデンティティは老年期においても重要なのは言うまでもありません。老年期の発達課題は「『自我の統合性の感覚』の獲得」。老年期においては自分のそれまでの人生を振り返り、それ(良いことも、そうでないことも)を受け入れることで尊厳ある生き方を守り通すことができると言われています。逆にそれができないと、自分の生き方を悔やみ、人生を悲観し、絶望して生きる意欲を失いかねないとも言われています。

 しかし、エリクソンが「ライフ・サイクル論」を説いた頃より日本の平均寿命は大幅に延びています。したがって今の時代において、老年期は後悔や絶望のみのためにのみ費やすにはあまりにも長く、「若いときにああしておけばよかった」などと悔やむ前に、今一度やり直してみたり、今までと違う生きがい作りに取り組んでみるための時間は十分あるのではないでしょうか。

 今年度の報酬改定では、高齢者の「参加」と「活動」の要素が全面に打ち出されました。その中で「リハビリテーション計画書」の策定にあたっては、「興味・関心チェックシート」が導入されることになりました。これは利用者の生活行為の諸項目について「している」、「してみたい」、「興味がある」を尋ねるものですが、その項目には「自分でトイレに行く」や「自分で食べる」などの基本的な日常生活活動だけでなく、「生涯学習・歴史」や「旅行・温泉」、さらには「居酒屋に行く」や「デート・異性との交流」、さらには「賃金を伴う仕事」など、まさに「高齢者の将来」をポジティブに捉え、やれなかったことをやり直したり、新たな価値観を求めて物事にチャレンジできるような、QOLの向上をも見据えた内容になっています。

 もちろんこれはリハビリテーションのみに限局したことではありません。利用者ひとりひとりの「『僕(私)が僕(私)であるために』何をやるべきか?何をしたいか?」を実現・達成させるために、他職種が共同してそのサポートをいく事が大事だと思います。

尾崎豊は「十七歳の地図」で「素敵な夢を忘れやしないよ」、「強く生きなきゃと思うんだ」、「どんな生き方になるにしても自分を捨てやしないよ」、「今心の地図の上で 起こる全ての出来事を照らすよ」と歌いましたが、利用者ひとりひとりが描いた「七十歳の地図」、「八十歳の地図」、「九十歳の地図」、「百歳の地図」をそれぞれの生きがいの道しるべとしながら、「自由への扉」を開き、希望に充ち満ちた人生がおくれるよう、老健職員の一人として注力したい・・・エリクソン誕生日を迎えるに当たり、そのように考えた次第です。IMG_9959-1.jpg

とうきびの根(みやざきの防災・減災を考えよう)

2015年6月12日 | その他

IMG_0999-1(s).jpg

 とうもろこし(スイートコーン)収穫量全国第10位(「都道府県別とうもろこし(スイートコーン)収穫量ランキング」、平成24年度より)の宮崎県には、「とうきび(トウモロコシ)が根を多く張れば台風が来る前ぶれ」ということわざがあるそうです。(『宮崎県のことわざ・格言』、宮崎県農業改良普及協会編、鉱脈社)

 同書によると「トウモロコシの支根の発生状況から台風来襲の予想をしたものである。一般的にトウモロコシの支根は発生が多い程、丈夫で倒伏もしにくいものである。」とのこと。その信ぴょう性はさておき、現在のように気象衛星などによる詳細な気象予測が難しかった時代は、様々な自然現象から災害を予測し、その備えに当たったのだと思います。

 現在の気象予測は格段に向上してはいますが、だからといって全ての災害を未然に防ぐことができないことは周知の通りで、「減災」という考え方も重要視されるようになってきました。今年は既に7つの台風が発生しています。5月上旬までに7つもの発生というのは1951年の統計開始以降、最も早いペースだそうで、今後が懸念されます。

そして今年は平成179月に本県を襲い、甚大な被害をもたらした台風14号から10年。「台風14号水害の記憶を風化させず、その貴重な教訓や経験を振り返り、将来起こりうる大洪水への備えを改めて考え、防災意識の高揚と地域防災力の向上」を目的に、国土交通省(宮崎河川国道事務所、延岡河川国道事務所、宮崎地方気象台)、宮崎県が主催となって「平成179月台風14号大水害10年行事「『備えあれ!』あの大洪水を忘れない みやざきの防災・減災を考える」が開催されます。

 その内容はパネル展(7月から10月頃まで、展示場所:宮崎県庁および県内関係市町村の予定)、紙面インタビュー(8月頃)などですが、614日(日)にはその先陣を切って「のべおかの防災・減災を考えるシンポジウム」が延岡市の野口記念館で開催されます。

 災害への備えは老健施設にとっても最重要課題のひとつです。各施設における防災・減災への取り組みを見直す機会になればと思います。

「老健」に投稿しよう!!(全老健機関誌)

2015年6月11日 | その他

 公社全国老人保健施設協会全老健が毎月発行している機関誌『老健』では8月号より読者参加新連載を企画、投稿を呼びかけています。

Zenroukentoukoubosyu(s).jpg

 全老健のホームページによると、募集企画内容(仮称)は「老健アートギャラリー」、「わたしのペット自慢」、「わたしの趣味自慢」、「老健おもしろスナップ」、「老健あるある」など。「老健で切磋琢磨する全国の仲間に知ってもらう、また仲間の活動を知ることの出来る企画」とのことです。

 詳しい内容や投稿の方法はこちらをご覧頂きますようお願いいたします。宮崎県内からもどしどし投稿していただき、会員施設の活動内容はもとより、宮崎に関する様々な情報を全国に発信して参りましょう。

 なお、この件に関するお問い合わせは公益社団法人全国老人保健施設協会総務部情報管理課(電話:03-3432-4165、ファックス:03-3432-4172e-maile-roken@roken.or.jpまでお願いいたします。

空の芸術

2015年6月10日 | 雑談

IMG_1061-1(s).jpg

 これは去る530日(土)の午前524分、西都市の某所で撮影した一枚です。南西から北東に向かう飛行機雲。それが時間の経過とともに広がって、白い竜のようにも見えます。それを待ち受けるのが真っ赤な朝焼け雲。あと数分で顔を出す朝陽がその向こうに待ち構えながら「これでもか!」というくらいの紅色に染め上げています。そして空はすでに宮崎ブルーとなり、一日の始まりへの準備を万端に整えています。その一方、地上では逆光の杉林が真っ黒となり、なかなかに良いコントラストとなっています。

 そうこうしているうち、どなたかが草でも燃やしたのか、ほぼ正面から煙が立ち上ってきました。これによってそれまでの景色にさらなる色と形が加わって、ご覧の通りの光景となりました。

 とても感動的なこの瞬間・・・。これをたった一人で見ることができたのはすごくラッキーだったのですが、できれば他の人、特に利用者の方々と、この感動を共有できれば良かったなぁ・・・とも思いました。さすがに524分というのは早すぎるかもしれませんが、宮崎の自然が織りなす風景の美しさは他にも誇れるものだと思います。四季折々の宮崎の花鳥風月、風光明媚を、出来うる範囲でみんなと楽しめたらいい・・・。そう思いながらシャッターを切った次第です。

第4回認知症看護ケア研究会のお知らせ

2015年6月9日 | その他

大悟病院認知症疾患医療センター主催による「第4回認知症看護ケア研究会」が718日(土)1330分から、北諸県郡三股町の藤本メディカルシステム付属医療専門学校4階視聴覚室で開かれます(1630分まで)。共催は宮崎県認知症ケア専門士会。

4thnintisyoukangokeakenkyuukai(s).jpg

 詳しくはこちらをご覧の上、参加申込書に必要事項をご記入の上、大悟病院認知症疾患医療センター看護部(FAX0986-62-5573)までお申し込み下さい。申し込み締切は710日(金)です。

 また、この研究会のお問い合わせは同センター(電話:0986-52-5800)までお願いいたします。

 なお、この研究会に関しては、宮崎県長寿介護課医療・介護連携推進室地域包括ケア推進担当より当協会に開催の告知・周知依頼がありましたことを申し添えます。

研修会開きます(ケアプラン部会)

2015年6月8日 | 協会活動報告

 すでに「お知らせ」のページでも紹介しましたが、公益社団法人宮崎県老人保健施設協会高齢者ケアプラン研究部会は74日(土)の10時から16時まで、宮崎市のJAAZMホール別館301研修室で、包括的自立支援プログラムケアプラン策定研修会を開きます。

001IMG_0343.JPG

 今回の研修会は初任者が対象。ケアプランを策定したことがない方や、自信がない方等を対象に、わかりやすく説明・研修を行う予定です。特に今までに参加されたことがない方は、是非ご参加ください。

 会員施設の方は参加費として一人500円が必要ですが、会員施設以外の方は無料です。受講を希望される方は、こち参加申込書により、620日(土)までにファックスにてお申込み下さい。

 申込みおよび問い合わせは、介護老人保健施設 並木の里(担当:宮田 諭、Tel 0983-44-6066Fax 0983-44-5109)までお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

転倒予防研修会開きます(リハ部会)

2015年6月5日 | 協会活動報告

 (公社)宮崎県老人保健施設協会リハビリテーション研究部会は718日(土)15時から17時にかけて、宮崎市の宮崎リハビリテーション学院で研修会を開きます。今年度第1回となるこの研修会のテーマは「転倒予防」。施設や在宅における転倒予防について、現場の第一線で活躍中の理学療法士がわかりやすく説明します。

IMG_20140920_162005(2).jpg

 この研修会は会員老健施設の職員はもとより、その他の施設や高齢者の介護に関わる関係者やご家族など、どなたでも受講できます。会員老健施設の方は会費として一人500円が必要ですが、その他の方は無料で受講できます。また、研修会後は懇親会も予定しています。

 詳しくはこちらをごらんの上、別紙「参加申込書」により介護老人保健施設こんにちわセンター(FAX0986-22-8055、担当:中村 豪志)までお願い致します。なお申し込み締切は713日(月)です。

 またこの研修会に関するお問い合わせもこんにちわセンター(担当:中村、TEL0986-22-7100)までお願いします。多数の参加をお待ちしております。

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の投稿

アーカイブ

カテゴリー

老健みやざきFacebook

TOPへ