老健みやざきブログ

「認知症の方を地域で支える研修会」のお知らせ

2015年1月14日 | その他

 「平成26年度3施設合同宮崎県認知症疾患医療センター研修会」が、27日(土)1330分から宮崎市のJAアズム本館大ホールで開催されます(1630分まで)。

 この研修会は宮崎県が認知症疾患医療センターとして指定している大悟病院認知症医療疾患医療センター協和病院認知症疾患医療センター野崎病院認知症疾患医療センター3施設が主催。「『認知症の方々が安心して暮らし続けるために』 ?支え、支えられて─」をテーマに、各病院の取り組み紹介や宮崎市担当課と地域包括支援センターの取り組み報告、そしてシンポジウムなどを通じて、認知症の方々の生活継続を支援していくために地域で取り組まれている活動の実際を知り、今後我々はそれぞれどのような心構えで向き合っていくべきなのかを考えていきます。

 この研修会は医療・保健・介護・福祉従事者はもちろん、どなたでも無料で受講できます。詳しくはこちらをご覧の上、「研修会申込書」に必要事項をご記入の上、野崎病院認知症疾患医療センター(ファックス:0985-51-3114)までお申し込み下さい(131日まで)。

 なお、この研修会に関するお問い合わせは野崎病院(電話:0985-51-3111)までお願いいたします。

「介護」を育む緊急集会に2000名

2015年1月13日 | 協会活動報告

 (公社)全国老人保健施設協会(全老健)は18日、東京都の日比谷公会堂で「介護育む緊急全国集会」を開きました。

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 これは140万筆を越えた「介護従事者の生活と人生を守り、利用者へのサービスの質を確保するための署名」の活動の集大成。全国から老健施設職員や賛助会員など、実に2000名を越える参加があり、宮崎県からも7人が参加しました。

 集会は全老健の四藏直人副会長が開会を宣言。東憲太郎会長の挨拶、平川博之副会長の趣旨説明に続き、「介護従事者を育むためには」と題し、国際医療福祉大学大学院の中村秀一教授と上智大学の栃本一三郎教授による提言がありました。

 そして賛同団体関係者の挨拶があり、続いて自民党および公明党の国会議員からの力強い応援メッセージが寄せられました。さらに「全国の介護従事者の声」として、福島県、東京都、大阪府、沖縄県の各現場で介護に従事する代表者4人が、現場の切実な実情を訴えると、会場には賛同の拍手が鳴り響きました。

 全国老人保健施設連盟の成尾洋之副委員長が(1)「介護・障害福祉従事者の人材確保のための介護・障害福祉従事者の処遇改善に関する法律」の趣旨に基づき、介護従事者の人材確保や処遇改善につながる施策が講じられること、(2)介護サービスの質を確保するため、平成27年度介護報酬改定における介護報酬の増額・・・の2点を強く求める緊急集会宣言を読み上げ、最後に全老健の三根浩一郎副会長の音頭による頑張ろうコールが会場中に響き渡り、2時間にわたる緊急全国集会は閉会となりました。

なお、この「介護」を育む緊急全国集会の模様は、全老健発行の機関誌『老健』3月号に掲載予定とのことです。

応援しよう!市町村対抗駅伝ヽ(´▽`)ノ

2015年1月12日 | 雑談

112日は「5宮崎県市町村対抗駅伝競走大会」が宮崎県庁前を発着点とする12区間、39.2キロの宮崎市内コースで開催されます。県内9市、14町、3村の全てが出場し、脚に自慢の小学生男女から中高生、一般、40代、そして50代という幅広いランナー達が各市町村の人々の思いが託されたタスキをつなぐ、県内で開かれる駅伝の中でも最も規模が大きく、盛り上がる大会と言えます。

 大会ツイッターでは、各チームの情報などが紹介されており、大会前から既に盛り上がっています。当日も各選手の激走の様子が報じられることと思います。県内に住んでいる人はもちろん、宮崎県出身者、そして宮崎に何らかの関わりを持つ人などなど、みんなで楽しめる大会だと思います。テレビでの生中継がないのは残念ですが、皆で応援しましょう。KentyoKusunamiki-1.jpg

(発着点となる宮崎県庁前。今年もまたここから新しいドラマが生まれるかも)

リハ部会研修申込10日まで

2015年1月9日 | 協会活動報告

(公社)宮崎県老人保健施設協会リハビリテーション研究部会が平成117日(土)14時から、宮崎市の宮日会館10階大会議室で開催する2回の研修会を開の参加申し込みは110日までです。

この研修会ではまず「在宅復帰の取り組み」と題し、介護老人保健施設サンヒルきよたけの黒木勝久支援相談員が講演を行います。続いて介護老人保健施設ひむか苑の櫛橋弘喜施設長による講演「これからの老健のあり方」が行われます。

この研修会は県内の会員老健施設の役職員はもとより、どなたでも受講することができます。なお、会員老健施設の方は会費として1500円が必要ですが、それ以外の方は無料です。

詳しくはこちらをごらんの上、「参加申込書」に必要事項を記入の上、グリーンケア学園木花(担当:前田明人、FAX0985-58-8000)に平成27110日までに申し込み下さい。

またこの研修会に関する問い合わせは、介護老人保健施設こんにちわセンター(担当:中村豪志、TEL0986-22-7100)までお願いいたします。

健康寿命を延ばそう

2015年1月8日 | 雑談

001IMG_9010.JPG(1).jpg 宮崎市橘通りのワシントニアパーム。そのうち8本がライトアップされ、そのいかにも南国情緒あふれる姿をさらに美しく浮かび上がらせています。

 これは「宮崎市制90周年 ウィンターイルミネーション」というイベントの一環で、宮崎市制90周年を迎えた宮崎市が、2014117日から2015215日にかけて実施しているそうです(時間は17時から24時まで)。上記リンクによると、このイベントでは他にも「宮崎市のメインロードである橘通に約50万球のイルミネーションが施され、商店街には『恋の叶うピンクツリー』、『願いの叶うブルーツリー』が登場。願いごとが書かれたリボンを結びつけられる。」と紹介されており、夜の中心市街地を散策する楽しみがまた一つ増えたようです。002IMG_9009(1).jpg

 ところでこのワシントニアパーム。宮崎交通初代社長、故岩切章太郎さんの提案で、宮崎観光の目玉として植栽されたそうですが、それから40数年が経過し、なんと20メートル近くの高さまで成長。維持管理費が膨らんで「切るか?残すか?」と問題となり検討会が設置され、県民に意向を尋ねるなどした結果、若木に順次植え替える方法で景観を残していくこととなりました。ほっと胸をなで下ろした人も多かったのではないでしょうか。

 このシャキーンとまっすぐに背筋が伸びたワシントニアパームを見ていると、ふと「健康寿命」という言葉が浮かんできました。「日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間」というのが健康寿命の定義。2004年のWHO保健レポートでは、日本人の健康寿命は男性で72.3歳、女性で77.7歳、全体で75.0歳、これは世界第一位だそうです。伸びすぎて困るのはワシントニアパームですが、健康寿命はさにあらず。世界一に甘んじること無く、まだまだシャキーンと延びていってほしいものです。そしてそのために、老健施設は地域包括ケアの拠点となってその有する機能を最大限に発揮していかなければならない・・・。そのように思った次第でした。

自分を信じる

2015年1月7日 | 雑談

People
become really quite remarkable when they start thinking that they can do
things. When they believe in themselves they have the first secret of success.

 

「できると考え始めたとき、人は驚くべき力を発揮する。自分自身を信じるとき、人は成功への最初の秘訣を知る」と言ったのは、プロテスタントの伝道師、ノーマン・ヴィンセント・ピール(Norman Vincent Peale1898-1993)(『世界のトップリーダー英語名言集』、デイビッド・セイン/佐藤淳子、Jリサーチ出版)。

 在宅復帰、そして在宅生活維持を支援するリハビリテーション施設である老健にとって、利用者に「できる」という気持ちと確信を持ってもらうことは非常に大切です。そのためにはそれぞれの利用者の心身機能・能力を的確に評価し、それに応じた適切なリハビリテーション介護を実践することが重要です。

 「しているADL(日常生活活動動作)」が「できるADL」イコールになることが、利用者の能力を最大限に発揮し、自分自身を信じることにつながると思います。多職種連携で利用者のサクセスストーリーを応援しましょう。IMG_5636.JPG

北へ行くほど味が出る

2015年1月6日 | 雑談

 寒中お見舞い申し上げます。南国宮崎といえども寒い時は寒いものですが、北国の寒さとは比べものにはなりません。そんな北国に関して「演歌は北へ行くほど味が出る」と言ったのは作曲家大御所、船村徹さん。20121220日の朝日新聞によると、船村さんはかつて「演歌巡礼」と称して土地土地の風に身をさらして五感を研ぎ澄ましたそうです。「演歌は日本固有の風土から生まれた民衆のうめき。我がものにするには、裸になって民衆の懐に飛び込む以外にない」と全国を歌いながら回り、その「巡礼」の終着点が北海道最北端の稚内市だったそうです。

 星野哲郎さん作詞、船村徹さん作曲、そして北島三郎さんが歌った演歌の名曲中の名曲、「風雪ながれ旅」では、曲中の主人公が北へ北へ旅を続けます。1番では「津軽、八戸、大湊」と東北地方から始まり、2番では「小樽、函館、苫小牧」と北海道南部へ。そして3番ではついに「留萌(るもい)、滝川(たきかわ)、稚内(わっかない)」と、最北端にたどり着きます。紅白歌合戦出場50回を誇る北島三郎さんですが、その中で実に7回も歌われているこの「風雪ながれ旅」。船村徹さんの「演歌は北へ行くほど味が出る」という思いがひしひしと伝わる素晴らしい曲です。南国宮崎県人の私ではありますが、これは納得しないわけにはいきません。あの豪快な紙吹雪がもう紅白で見られなくなるのは少々残念です。

 ちなみに「南に行くほど味が」でググって(検索して)見ると・・・11,500,000件ありました。そのトップによると、「醤油は南にいくほど甘い」とのこと。これは砂糖を使っているからだそうですが、「都道府県別統計とランキングで見る県民性」によると、宮崎県は砂糖消費量全国第3位(8,953グラム、2008年)だそうです。うむむ。

 とにかく寒い日が続きます。「柿の木坂の家」、「王将」、「別れの一本杉」、「兄弟船」、「矢切の渡し」、「東京だよおっ母さん」・・・などなど、5,000曲以上とも言われる船村徹さんの名曲をみんなで歌いながら、利用者の心身の健康管理に努めましょう。IMG_9050-1.jpg

小寒

2015年1月5日 | 雑談

 二十四節気の一つ、小寒です。寒の入りです。本格的な寒さが到来すると言われています。そうでなくとも寒い日が続いています。インフルエンザの患者数も急増中です。各老健施設でも日々感染対策に取り組まれているかと思いますが、宮崎県福祉保健部健康増進課感染症対策室発表しているインフルエンザの発生状況なども参考にしながら、対策の徹底に努めましょう。DSCN0060.JPG

事始め2015

2015年1月2日 | 雑談

 12日は事始め。書き初め、初夢、初荷、初湯など、元旦は静かに過ごし、2日から物事を始めると長続きするそうで、新しい事を始めるには良い日とされているとのことです。

 とは言うものの、老健施設に勤める私たちの場合、そうは言っていられません。年末年始も関係なく、利用者のケアに邁進されている方も多いかと思います。

 それでもやはり事始めの12日。このよき日に「介護老人保健施設の理念と役割」をおさらいしたいと思います。公益社団法人全国老人保健施設協会全老健ホームページにも掲載されている他、同協会が毎月発行している協会機関紙、「老健」からそれを抜粋し、以下に記します。さあ、今年もがんばりましょう!!

 

「介護老人保健施設の理念と役割」

 介護老人保健施設は、利用者の尊厳を守り、安全に配慮しながら、生活機能の維持・向上をめざし総合的に援助します。また、家族や地域の人びと・機関と協力し、安心して自立した在宅生活が続けられるよう支援します。

 

1.包括的ケアサービス施設

 利用者の意思を尊重し、望ましい在宅または施設生活が過ごせるようチームで支援します。そのため、利用者に応じた目標と支援計画を立て、必要な医療、看護や介護、リハビリテーションを提供します。

2.リハビリテーション施設

 体力や基本動作能力の獲得、活動や参加の促進、家庭環境の調整など生活機能向上を目的に、集中的な維持期リハビリテーションを行います。

3.在宅復帰施設

 脳卒中、廃用症候群、認知症等による個々の状態像に応じて、多職種からなるチームケアを行い、早期の在宅復帰に努めます。

4.在宅生活支援施設

 自立した在宅生活が継続できるよう、介護予防に努め、入所や通所・訪問リハビリテーションなどのサービスを提供するとともに、他サービス機関と連携して総合的に支援し、家族の介護負担の軽減に努めます。

5.地域に根ざした施設

 家族や地域住民と交流し情報提供を行い、さまざまなケアの相談に対応します。市町村自治体や各種事業者、保健・医療・福祉機関などと連携し、地域と一体になったケアを積極的に担います。また、評価・情報公開を積極的に行い、サービスの向上に努めます。IMG_6095.JPG

2015年スタート!!

2015年1月1日 | 協会活動報告

 新年あけましておめでとうございます。

 旧年中は当協会へ並々ならぬご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 平成25年に当協会は公益社団法人へ移行し、宮崎県民の保健、医療および福祉の増進に寄与すべく、様々な活動を展開して参りました。協会および協会の各研究部会等が主催する研修会や大会は、会員施設関係者に限らず、特養やグループホームなど、広く一般の方々を対象に実施しておりますが、老健以外からも多数の方々にご参加を賜るようになりましたことは、ひとえに皆様のご理解、ご協力の賜であると、心より感謝申し上げます。

 平成27年も当協会は、会員施設の皆様はもとより、関係諸機関の皆様、そして広く県民の皆様からご意見、ご要望、ご指導、ご鞭撻をいただきながら諸活動をさらに発展、強化しつつ、推し進めて参る所存です。昨年と変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。

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