新聞小説スクラップ
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・・・いきなり謎の写真をアップしましたが、これは新聞連載小説の切り抜きの束。宮崎日日新聞に9月22日まで計290回連載された「果鋭(かえい)」。著者は直木賞作家の黒川博行で、高橋雅博の挿絵が毎回紙面を飾っています。
実は新聞連載小説をスクラップにしたのは初めてのことですが、その動機は「ただ何となく」。しかし始め出すとこれがやめられない!やめるわけにはいかないのです。一回でも飛ぶとストーリーがつながりませんから。毎朝読んだら切り抜いてのり付け。これをある程度続けて束に厚みが出てくるとその思いが段々強くなり、生活の中における大事な日課の一つになってきました。そして一日も欠かすこと無く最後の一枚を切り取り、貼り終えた時には「やったー!」と達成感を味わうことができました。そしてそれは同時に読み終えた達成感と相まって、喜びも2倍となりました。
たわいもないことではありますが、単調になりがちな日々の暮らしの中に「読む」→「切り取る」→「貼る」という「日課」、今風に言うなら「ルーチン」を設けることは、老健の利用者の方々に取り組んでいただいてもいいかもしれない、と思いました。読んでから切るか?切ってから読むか?はたまた貼ってから読むか?それはその人その人の好きなやり方でいいわけです。なお無事に貼り終えたこの束の処遇はまだ決まっていませんが、毎回素敵な挿絵がありますし、そのうち製本・出版されたものを手にする機会があれば、加筆修正がどのように行われたかを比較することもできるでしょうから、しばらく手元に置いておこうと思います。
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