スマホで事故を防げるのなら

2012年8月3日|

 712日の朝日新聞の見出しを見て「ほぉーっ(^o^)」と感嘆の声を上げてしまいました。そこには「事故防ぐアプリ 損保が開発」とあったのです。

 これは自動車の事故を防ぐスマートフォン(スマホ)向けアプリを、損害保険会社が開発したという記事でした。このアプリを起動させたスマートフォンを、車のダッシュボードに取り付けて走ると、前を走る車の形や大きさを分析して車間距離を計算し、接近しすぎると警告音を鳴らすのだそうです。

 それだけではなく、停車中の車が発進したら音を鳴らしたり、ドライブレコーダーの役目も果たすなど、自動車を運転していて、ひやっとしたり、はっとしたりする場面で大いに役立つ機能がいっぱい!しかも無料で8月下旬から提供するのだそうです。

 損保会社としては、事故を減らすことで保険金の支払いを抑制しようと、このようなアプリなどの開発を進めている、と記事にはありました。もちろんこの場合の保険とは、自動車保険のことなのですが、「これを介護保険でやれないものだろうか?」とふと思ってしまいました。

 時あたかも、年配者用のスマホが発売され始め、注目されつつある昨今です。自動車用アプリをそのまま使えるわけではありませんが、高齢者を取り巻くリスクは多種多様で、命にかかわりかねないリスクも少なくありません。それをスマホの力で回避できるとすれば、大変ありがたいことではないでしょうか。スマホで事故を防げるのなら、”スマホ“なんてカタカナで書かずに、”寿万宝(もちろん「すまほ」と読みます)”なんと書き表してみてはいかがでございましょうか?つまり、「万寿(”ばんじゅ”、もしくは”まんじゅ”=寿命の長いこと)をもたらす宝」という意味合いです。こいつはいいネーミングだとはお思いになりませんでしょうか?えっ!?ダメ?(>_<)・・・。冗談抜きに、スマホを用いた高齢者の事故予防はいろいろ可能だと思います。これは大いに期待したいと願いながら読んだ記事でした。

« 前のページに戻る

TOPへ