勝負は負けたときから

2014年7月30日|

 「勝負は負けたときから始まる。弱さを知ったとき、己の成長が始まるんだ。人並みやっていたら、人並みにしかならない」と言ったのは柔道家の神永昭夫氏(「人生の指針が見つかる『座右の銘』1300」、別冊宝島編集部 編、宝島社)。

 世界中が湧いたW杯サッカー。そして日本中の期待を背負って戦ってくれたザックジャパン。残念な結果には終わりましたが、”勝負は負けたときから始まる!!”まさにその通りだと思います。この無念な気持ちをバネにして、ここからより強い日本サッカーを築き上げていって欲しいと願っているのは私だけではないはず。選手達の帰国を空港で暖かく迎えたファンの姿をテレビで観ながらそう確信しました。また世界中を驚かせたゴミ拾いをするサポーターの姿は誇らしく思いましたし、このような取り組みのひとつひとつが、日本サッカーをより強くしていくはずだと感じました。

 新しい監督も決まり、「己の成長」に向けてすでに動き始めた日本サッカー。その頑張りを応援しながら、私達自身も努力していきたいと思っている今日この頃です。

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