天に三日の晴無し

2015年4月21日|

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「天に三日の晴無し」とは、「天気でさえも三日とは続きにくいのだから、人の身の上にも、よいことばかりが長く続くことはない」という意味のことわざです(『暮らしの中のことわざ辞典』、折井英治
編、集英社)。

 ところで、県内の日照不足が深刻です。411日の宮崎日日新聞によると、4月上旬(1日から10日)の県内は前線などの影響で天候不良が続いているそうです。3月下旬は晴天に恵まれ、日照時間は平年より多かったものの、43日ごろから南九州付近に前線が停滞。低気圧が通過したことで雨や曇りの日が続いたとのこと。これにより野菜の生育が遅れたり、大雨による道路のり面の崩壊や列車の運行への影響が出ているそうです。そして宮崎地方気象台によると、「本県を含む九州南部は向こう1か月、平年に比べて晴れの日が少ない見込み」と紹介されていました。

 「天に三日の晴なし」のことわざの示す通り、良いことばかりが続くわけではありません。それに加えて実際に生じている天候不良。老健施設に勤める者の一人として、利用者のリスク管理、体調管理に万全を期しながら、宮崎らしい青空が広がるのを待ちたいと思います。

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