ごきげんよう(美輪明宏さん傘寿)

2015年5月15日|

 515日は美輪明宏さんの誕生日。1935年(昭和10年)生まれですから。今年80歳、傘寿を迎えられました。歌手として「ヨイトマケの歌」、「愛の賛歌」で紅白歌合戦に2年連続出場された美輪明宏さんは、声優やナレーターとしても実力をいかんなく発揮されるなど、現在も大活躍中です。

 大好評だった朝の連続テレビ小説「花子とアン」では、毎回「ごきげんよう、さようなら」で締めくくる美輪明宏さんの暖かで優しいナレーションがとても印象的で、三輪さんのこの声に大いに癒された視聴者も少なくなかったのではないかと思います。ドラマの中でも重要なキーワードとなったこの「ごきげんよう」。『広辞苑』には「御機嫌よう:人と出会った時または別れる時に、健康を祝しまたは祈っていう挨拶のことば」とあります。

 「花子とアン」、そして美輪明宏さんのナレーションをきっかけに意識するようになったこの「ごきげんよう」という言葉には、このような素敵な意味があるのだと感銘を受けたものです。地域包括ケアの拠点として、リハビリテーションを通じ高齢者の心身の健康を促進し、在宅復帰、在宅支援を推し進める老健施設においても、この「ごきげんよう」の精神は大切だと思います。利用者との日々の挨拶として「ごきげんよう」という言葉と気持ちを交わしてみてはいかがでしょうか。それでは、ごきげんよう、さようなら。IMG_6911.JPG

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