協会概要
協会のあゆみ
公益社団法人 宮崎県老人保健施設協会 会長 野津原 勝
老人保健施設は、昭和63年4月から高齢者の医療と福祉の中間施設として施設整備が開始されました。当時は全国的に知名度も低く、宮崎県においても施設整備は遅々として進まない状況でした。そのような中、県内において先行して開設した六つの施設を構成員として平成2年に宮崎県老人保健施設協議会が任意団体として発足いたしました。
同協議会は、会員や新規に開設を予定している施設職員の研修を中心に行い、宮崎県とともに老人保健施設の量的整備と質的向上を目指して参りました。中でも本会の大きな転機になったのは、平成5年に宮崎市で開催された「第4回全国老人保健施設大会」でした。
当時県内の老人保健施設は9施設しかなく、全国大会を誘致するには不安もありましたが、県民に老人保健施設を理解していただくよい機会であると考え、宮崎県や多くの関係団体のご協力を得て盛会のうちに開催することができました。
これを契機に施設整備が急速に進み、平成10年3月には宮崎県の当初整備計画である2800床がほぼ完了し、施設数も41施設となりました(現在は43施設)。そこで更なる事業活動の拡充を図り組織としての体制を強化し、広く県民の福祉増進に寄与することを目的に平成11年7月に「社団法人宮崎県老人保健施設協会」として認可を受けました。
法人設立を契機に各種委員会制度の充実強化を図り会員施設の資質向上を図るとともに、利用者の立場に立った施設作りを目指し、宮崎県との連携の下に「権利擁護推進事業」を積極的に推し進めています。
今後とも、公益法人として業務運営や活動状況の情報公開に努め、地域に密着した施設作り、開かれた施設作りを目指す所存ですのでよろしくご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。
沿革
- 平成 2年
- 宮崎県老人保健施設協議会発足
- 平成 5年
- 第4回全国老人保健施設大会(宮崎市)開催
- 平成11年
- 社団法人宮崎県老人保健施設協会認可
- 平成25年
- 公益社団法人宮崎県老人保健施設協会認可
委員会
- 総 務
- 【方針・内容】
- 関係機関、関係団体及び民間団体との連絡協議
- その他、法人の目的を達成するために必要な事業
- 事務長会
- 【方針・内容】
- 老人保健施設の管理運営面における諸問題に関すること
- 会員施設の資質向上に関すること
- その他、目的達成に必要なこと
- 広報部会
- 【方針・内容】
- 協会活動の内容、高齢者ケア技法、施設紹介等
- 機関誌発行
- ホームページの更新等
- 学術委員会
- 高齢者ケアプラン研究会
- 【方針・内容】
- ケアプラン現任研修会および検討会の企画・運営
- 在宅・支援相談研究部会
- 【方針・内容】
- 介護老人保健施設に係る在宅復帰動向調査等の実施・報告
- 介護老人保健施設における相談指導業務の質の向上
- 研修会企画・運営
- 老人保健施設における相談指導業務の質の向上
- 栄養・給食研究部会
- 【方針・内容】
- 老人保健施設における栄養・給食のサービス向上と栄養士の資質向上
- 高齢者栄養教室の開催
- 看護・介護研究部会
- 【方針・内容】
- 老人保健施設に勤務する看護・介護職員のための教育、調査、研究
- 研修会企画・運営
- リハビリテーション研究部会
- 【方針・内容】
- 老人保健施設におけるリハビリテーションの向上とセラピストの資質向上
- 研修会企画・運営
- 権利擁護推進事業 (宮崎県委託事業)
- 【方針・内容】
- 介護施設・サービス事業従事者の権利擁護推進事業
- 権利擁護推進員養成研修事業
- 介護施設等の施設長、介護主任等、身体拘束廃止の取組を施設内で指導的立場から推進することができる職員の指導・育成
- 看護指導者養成研修
- 権利擁護等を推進する為に必要な看護職としての専門的な知識・技術の修得を図る
- 権利擁護推進員養成研修事業
- 介護施設・サービス事業従事者の権利擁護推進事業