すぎまるた日本一

2012年6月12日|

 「すぎたるはおよばざるがごとし(”過ぎたるは((なお))及ばざるがごとし)」とは全然関係ありません。「すぎたるは」じゃなくて、「すぎまるた」。そう、「スギ丸太」の話題です。63日付けの宮崎日日新聞によると、昨年の宮崎県におけるスギ丸太の生産が21年連続日本一となったそうです。それも過去最高の1442000立方メートル!思わず”バンザーイ”してしまいました?(^O^)/。

 いいことで日本一になるのはうれしいことです。しかも、2位の秋田県を大きく引き離してのぶっちぎりの一位!!かつてのニューイヤー駅伝で、他の追随を許さなかった旭化成の怒濤の走りを想起してしまいました。

 記事ではそれに加えて、林道路網密度も1ヘクタール当たり36メートルで全国1位であることも紹介されていました。他県に比べて交通事情が遅れている本県ではありますが、林道に関しては日本一だなんて、「やったね!」って、小さくガッツポーズしてしまいます。

 ただしご存知の通り、木が育つのは長い年月を要するもの。過去最高の生産となった主な原因として、「戦後の拡大造林期に植林した林が伐採期を迎えていること」という県山村・木材振興課の見解が紹介されていました。老健施設の利用者様の中にも「林業をしていた」という方が少なからずおられます。つまり、今回の朗報は、そのような先人達のたゆまぬ努力の結晶と言えるのではないでしょうか。

 県は本年度から、知事のトップセールスなどにより、売り込みを支援していくとのこと。その立役者も多数おられる、老健の利用者様と共に、今後の展開に大いに期待を寄せたいと思います。

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