サルコペニア学びました(栄・給部会研修:その2)

2012年7月18日|

 講演の後、(社)宮崎県老人保健施設協会栄養・給食部会の船ヶ山 塁副委員長が、同部会の平成23年度事業報告および決算報告、そして平成24年度事業計画および予算について説明。引き続き、研究発表が行われました。

 この研究発表は、去る316日に宮崎市で行われた 第9回(社)宮崎県老人保健施設協会研究大会の中で発表されたものを、会員施設の栄養スタッフが多数集まった今回の研修会の中で、改めて発表したものです。

 はじめに、サンフローラ宮崎の荒川直美さん(下の写真)が「利用者様に喜ばれる新メニュー導入への取り組み」と題し発表。利用者に今まで以上に喜ばれる食事を提供しようと調理勉強会を行い、食べやすく目新しい利用者に提供したところ、好評を博し、残食量も減っただけでなく、調理手順などが職員間で共有できるなどの成果が上がった事例を紹介しました。

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  続いて、長寿の里の村尾理絵さん(下の写真)が「安心して食べられる食事を?なめらか食?を導入して」と題し発表。昨年6月から約1年の期間をかけてなめらか食の完全導入をめざし、作業行程の改善や栄養面の充足などについて、スタッフで勉強会を開催。イベントで試食をしてもらうなどの取り組みを繰り返しながら成果を上げてきた経過を報告しました。

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 最後にグループワークを行いました。各施設における栄養・給食部門における意見や情報を交換し合い、明日からの業務に役立てようと、各グループとも、熱心な発言が相次ぎましました。あいにくの悪天候でしたが、内容の充実した有意義な研修会となりました。

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(↑和気あいあいの中にも真剣な意見が交わされたグループワーク)


(終わり)

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