青太完走7844人
「第29回青島太平洋マラソン2015」が12月13日、宮崎市で開催されました。
景色の美しさやアップダウンの少ないコース、そして沿道からの温かく、あるいは熱い声援など、全国的にも人気の高いこの大会、今回はなんと12,198人もの参加がありました。
そのうち最も参加者の多いフルマラソン(42.195キロ)には9,890人がエントリー。サンマリンスタジアムをスタート・ゴールとし、途中から顔を出した宮埼らしい青空の下、宮崎県庁や宮崎市中心市街地、宮崎神宮に青島トロピカルロードなどを国内外のランナーが駆け抜け、7844人が完走しました。
全国的なマラソンブームが衰えを知らぬ中、宮崎県で唯一の市民向けフルマラソンがあるこの大会、年々参加者が増え、今回はネットでの受付開始と同時に申し込みが殺到。1時間くらいでエントリーを締め切ったそうです。そういうこともあってか、第30回の記念大会となる来年は、参加者を抽選で決定することも検討されていることが、マスコミで報じられていました。運動療法の基本である有酸素運動の代名詞とも言えるマラソンに、老若男女が取り組むのはすばらしい事だと思います。しかしマラソン人気がますます高まり、大会に出たくても出られない市民ランナー(「マラソン難民」と言うらしいです)が増えてくると、これはこれでまた困ったことかもしれません。
最近は複数のランナーがチームを組んで周回コースをグルグル走ってたすきをつなぐ「リレーマラソン」も各地で行われるなど、多くのランナーが走れるよう工夫したレースも見かけるようになりました。このマラソンブームが一過性で終わるのではなく、走る習慣を通じてより多くの人が健全な心身作りに取り組み、健康寿命がどんどん延びていけばすばらしい事だと思います。
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