大淀川鉄橋の朝

2016年11月4日|

宮崎市の日豊本線大淀川鉄橋は、鉄道写真撮影者にとって「聖地」とも言われているそうです。002img_8359-10ts

写真は10月1日の朝に大淀川の右岸、そして鉄橋の上流側から撮った一枚です。時刻は午前6時20分過ぎ。天気は快晴、静かに昇ってきた朝日がちょうど鉄道の高さになったそのとき!電車が心地良い轢音(れきおん)を響かせて鉄橋を渡ってきたではありませんかd(゚Д゚*)。渡りに舟、じゃなくて鉄橋に電車と朝日!ここぞとばかりシャッターを切って撮ったのがこれ。

列車の窓越しにうまいこと朝日が映り込んでくれましたが、もう少し左に立てば川面に輝く光の帯を入れ込むことができたし、フレーミングも甘いです。さらに付け加えるなら、これは右岸から左岸に「今から渡るぞ!」ではなく、左から右に渡り終えようとしている所なのです。

などなど反省点はたくさんありますが、そもそも時刻表も把握せず行き当たりばったりの撮影でこれが撮れただけでも運が良かったと言えます。そしてこの鉄橋が「聖地」と呼ばれているのが実際撮影をしてみてよくわかりました。きっと朝だけでなく、昼間も、そして夕暮れ時や夜もそれぞれに魅力的なシーンが楽しめるのではないかと思いました。

美しい場所がたくさんある宮崎県。その一つと出会えて嬉しくなった朝でした。001img_8359-10s

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