記念講演開会開きました(サンフローラみやざき・おびの里)

2017年11月17日|

 介護老人保健施設サンフローラみやざきを運営する社会福祉法人慶明会と、介護老人保健施設おびの里を運営する医療法人慶明会は11月11日、日南市文化センターで記念講演会を開きました。
(↑オープニング・アクトでは社会福祉法人つよし会のメンバーがソーラン節の力強い演舞で会場を魅了しました)
 この講演会は社会福祉法人慶明会日南事業拠点5周年、そして医療法人慶明会おび中央病院・おびの里10周年を記念して開催されたものです。講演会のテーマは「 地域包括ケアシステムと『生活の視点』」。講師には大分大学福祉健康科学部の学部長、衣笠一茂先生が来られました。

 県内各地から550名もの参加があった講演会では、「関わり合い=関係性」をキーワードに、これからの支え合う地域づくりの必要性について学びました。衣笠先生は地域包括ケアが役割を発揮するためには自助、公助、互助、協助のネットワークを作りながら、「社会の隅に追いやられ、行き場をなくし、居場所を失ったしまった人たちの生活に『寄り添う』関わりのあり方が大事」として、「『存在を認める』社会関係の大切さ」を強調しました。
人口減少・少子高齢化・貧困問題・災害が及ぼす社会的影響など、様々な問題が取り沙汰される現代において、参加者一人一人が目指すべき地域のあり方を考える大変有意義な講演会となりました。

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