本県高齢化率初の30%台(20年国勢調査)
宮崎県の高齢化率が初めて30パーセント台に突入しました。
12月8日の宮崎日日新聞によると、県が同7日、国勢調査の確定値として公表した2020年10月1日時点において、本県人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は過去最高の32.6パーセント。初めて30パーセント台に突入したとのことです。
市町村別で見ると、20パーセント台は宮崎市と三股町のみで、他の市町村は全て30パーセントを上回る結果となり、「中山間地だけの問題と見られていた高齢化社会が、いよいよ県全体で本格的に始まった。行政や地域は危機感をもって対策を進めないといけない」という識者の談話が添えられていました。
本県の高齢化率は今後も上昇すると見られている中、地域包括ケアシステムの中核を担うべき存在である介護老人保健施設に求められる機能も、今後ますます重要となってくると思います。誰しも齢を重ね、老いていく定めにある中、介護老人保健施設で働く者の一人として、自らが迎える将来像も想定しながら、老健がこれからすすむべき道、あるべき姿について考えたいと思う次第です。
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