世界人口デー

2014年7月14日|

 711日は世界人口デーでした。総務省統計局のホームページ(http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/kouhou/ala/a23.htm)には、「1987(昭和62)年の同日、世界の人口が50億を超えたことから、世界の人口問題への関心を深めてもらうため、国連人口基金(UNFPA)により制定されました」とあります。

 同ホームページは更に「国連の推計によると、2010年の世界の人口は69億人となっています。今後、アジアやアフリカを中心に増加を続け、2050年には91億人に達すると見込まれています」と続いていました。23年で19億人したわけです。

 一方、同局には「人口減少社会『元年』は、いつか?」というページがあります(http://www.stat.go.jp/info/today/009.htm)これによると、日本の人口が継続して減少し始めた年は2008年。その前年である2007年に日本は(65歳以上の高齢者が全人口の21%を超える)超高齢社会を迎えており、さらに報道などでもご存じの通り、「平成24915日現在の65歳以上の高齢者人口は3074万人となり、初めて3000万人を超えました。また、総人口に占める割合は24.1%で、過去最高となりました」と紹介されていました(http://www.stat.go.jp/info/guide/asu/2013/17.htm)。来年の2015年には、団塊の世代が65歳以上になるため、この割合はさらに高くなっていくと思われます。

 このような情勢の中、介護老人保健施設が果たすべき役割はますます重要になってくると言えます。「人口」ということに関連する様々な数値から導かれる我が国の未来、そして老健の責務について考えさせられた「世界人口デー」でした。

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