第14回研究大会開きました(その2)

2018年1月5日|

 午前10時40分、大会の幕が切って落とされました。

(↑総合司会はひむか苑の木村一美さん)

 開会の挨拶に立った櫛橋弘喜協会会長は、介護老人保健施設の定義が「在宅復帰施設」から「在宅支援施設」に変更されたことに触れつつ、地域包括ケアシステムの中核施設として老健施設の多面的な機能の充実を訴え、「みなさん今日はしっかり勉強して欲しいと思います」と呼びかけました。

(↑櫛橋 弘喜 協会会長)

 今大会は宮崎県の後援をいただき開催したものです。来賓としてご臨席賜った宮崎県福祉保健部の畑山栄介部長からは「来年度診療報酬と介護報酬の同時改定があり、医療と介護の連携や自立支援強化のため、足腰の強い地域医療を作ることが求められている中、老健施設は医療の専門家、そして介護の専門家がいて、これらをしっかりつないでいく施設だと思います。それは県民の健康に直結するものであり、私たちも支援するところは支援していきたいと考えています。今日の大会のテーマはまさしく時宜にかなったものだと思います」と、今大会および今後の老健施設の取り組みに対し大きな期待をお寄せ下さりました。

(↑畑山 栄介 部長)

 畑山部長からもご賞賛いただいた今大会のテーマ、「人に地域に関わり合う老健~地域包括ケアの一翼を担う老健施設を目指して~」は、会員老健施設の役職員を対象に募集を呼びかけ、応募された中から決定したものです。このテーマを応募いただいたのはむつみ苑の日髙尚秀さん。開会式ではその授賞式があり、賞状と記念品が贈呈されました。

(↑今大会のテーマを応募下さった日髙 尚秀 さん:右側)

(つづく)

« 前のページに戻る

TOPへ