新しい時代の老健リハ学びました(リハ研究部会)

2019年6月6日|

リハビリテーション研究部会は6月1日、宮崎リハビリテーション学院で研修会を開きました。約70人が参加し、新しい時代における老健リハビリテーションのあり方を学びました。
今回の研修会テーマは「老健リハビリテーションのスタンダードと新しい時代のプラットホームの変化。講師には熊本県の介護老人保健施設清雅苑の副施設長で、理学療法士の野尻晋一先生をお招きしました。
老健リハに・ケアに関わる様々な土台環境の変化を過去の介護保険改定や厚労省部会、自施設の話も交えながら話を進めていきました。制度からみた老健施設の役割の中で在宅復帰・在宅支援に向けての多職種によるさまざまな介入の在り方や通所リハ、訪問リハ、地域包括ケアへの取り組みなど参加者は興味深く聞き入っていました。また、平成25年に福祉用具・介護ロボット実用化支援事業として、健康維持や重度化の予防、自立支援といった視点をより重視した制度に変え、AIやロボット、見守りセンサー、ICTなど最先端の技術をフル活用していくことで研究開発が進められ、現在さまざまな分野で飛躍的に開発が展開している。将来、空飛ぶ車椅子がでてきて段差は障壁という概念が消える時がくるかも…また、再生医療や臓器製造3Dプリンター、ナノテクノロジー、人間拡張など考えられ、障がいの概念が変化し領域と定義の変化により、リハビリ支援の方法など問われてくる時代がくるでしょうと終始興味深い話でありました。

« 前のページに戻る

TOPへ