災害対策調査結果をアップしています。

2011年12月20日|

 「お知らせ」のコーナーに、当協会で先頃実施した「災害対策に関する実態調査」の結果をアップしましたのでご覧下さい。

 調査実施に当たっては、33の会員施設から回答を頂きました。「危惧している災害にはどのようなものがありますか(複数回答可)」の設問に対し、「地震」と答えた施設が25件と最も多く、次いで「台風(22件)」、「火災(17件)」、「津波(12件)」の順となりました。さらに、地震に関する危機管理マニュアルについて「ある」もしくは「整備中」と回答した施設が22あり、地震への関心が高まり、備えを進めようとしている施設が多い事がうかがえました。

 また、「いつ噴火してもおかしくない状況」と言われている新燃岳のある本県。「火山噴火」を危惧していると回答した施設も7件ありました。

 各会員施設とも、それぞれに立地条件などが異なり、心配される災害の対象も違っているとは思いますが、利用者様の大切な命を預かっているという、その責任の重さに違いはありません。また、施設が地域住民の避難の場となっていたり、大規模災害時に高齢者や障害者、病気療養中の人などの災害弱者を受け入れる「福祉避難所」の指定を受けている会員施設もあり、「起こって欲しくはない『まさか』の時」に老健の果たすべき役割は極めて重要だと言えます。

 今回の調査結果を参考に、各会員施設におかれましても更なる災害対策への取り組み強化をお願いいたします。

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