災害対策研修会開きました
(社)宮崎県老人保健施設協会総務委員会と事務長会は2月18日、宮崎市の宮崎観光ホテルで災害対策研修会を開きました。県内の会員施設などから100人が参加し、高齢者施設における災害対策について学びました。
研修会ではまず、実際に東日本大震災の被災地に派遣され、活動を行った会員施設の職員からの報告がありました。メディケア盛年館の古小路初美さん、みずほの森山貴弘さん、ひむか苑の野村二朗さんがそれぞれ体験談を語りました(上の写真)。
続いて、社会福祉法人東北福祉会の法人本部次長で、認定特定非営利活動法人災害福祉広域支援ネットワーク・サンダーバード宮城支部で活躍されている野田毅(のだ たかし)さん(上の写真)を講師に招き、「災害時における高齢者福祉施設の役割 ?地域生活支援と災害対策?」と題し、講演をしていただきました。
講演の中で野田さんは、昨年3月11日に起こった東日本大震災で、沿岸部では人口の1%が、そして障害者は2%が死亡した現状に触れ、被災して学んだこととして、(1)広域連携の必要性、(2)施設の意識転換、(3)福祉避難所としての機能、(4)避難所のあり方、(5)サポートセンターの機能、の5点を上げ、実際の活動の様子などを紹介されました。
それぞれの老健施設で災害への備えを強化する上で、大変有意義な研修会となり、参加者は熱心に聞き入っていました。
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