買って兜の緒を締めよ!
そうなんです。今ではミニバイクに乗るとき、当たり前にかぶっているヘルメット。それまでは必ずしもかぶらなくても良かったのです。嘘じゃないです。頭むき出しで公道を平然と乗り回しても良かったんです。それまでは。もちろん制限速度は時速30キロでした。でも、それではさすがに危ないだろうということになったのでしょう。今から26年前の今日、「ミニバイクも必ずヘルメットをかぶること!!」となりました。
さあ、困った!!<(_ _)>。今までヘルメットをかぶらずに乗っていたものだから、買わなくちゃならない!すなわち「買って兜の緒を締めよ!」です。当時持っていたミニバイクは5,000円で購入した中古。それに乗るために、それ以上のお金をはたいて赤いヘルメットを泣く泣く買ったのでした。しばらくはバイクそっちのけで、ヘルメットを大事に磨く日々が続いたのも、今となっては懐かしい思い出です。
我が国のミニバイク事情は、そのような歴史をたどって今日に至っているわけです。しかし、ヘルメットを買って、それをかぶったからと言ってそれで安心というわけではありません。ヘルメットをかぶり、あごのベルトをぎゅっとしめた時に、「さあ、今から運転だ!ヘルメットをかぶっても油断せずに安全運転を心がけるぞ!」と気を引き締めることが重要です。ということは、前言を覆してしまいますがやっぱり「勝って兜の緒を締めよ!」ということになるわけですね、はい。
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