七夕飾りを作りました(並木の里)

2011年7月7日|

 

 今日は七夕様。西都市の介護老人保健施設並木の里では、この日に合わせて、入所利用者様の共同作業による七夕飾りが完成しました。

 

IMG_0007.JPG この七夕飾りは、高さ2メートル!製作に3か月をかけた大作とのこと!お花紙を使用しての花作り、折鶴製作、そして、障子紙で作った短冊の色塗りやのり付けなど、すべて利用者の皆様の作業によるもので、最後の組み立てだけを職員が行ったそうです。

 

IMG_0009_640.jpg  利用者様一人一人の思いが随所に感じられます。)    

 

「七夕飾りの製作は、季節感が楽しめるのはもちろん、半側無視がある方や、認知症を有している方にはとてもいいリハビリになります。また、24羽の折鶴は、片手だけしか動かせない利用者様が、11羽ずつ、一生懸命取り組まれた力作です。それぞれの利用者様が、自分のペースに合わせ、やりがいを持って取り組まれていました」と話すのは、指導に当たった、同施設の作業療法士、松浦由美さん。さっそくホール内に飾ると、利用者様や職員が集まって来て、口々に「うわー、きれやねぇ」と、うっとりと見上げていました。

 

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 (↑一羽ずつ丹念に折り上げられた鶴)

 

IMG_0010.JPG(↑折り鶴作成のための見本、「折り鶴虎の巻」!?) 

 

 同施設のホールには、利用者様や職員の願い事を短冊にしたためて結び止めた七夕竹も飾ってあり、頑張って作り上げた七夕飾りのご利益で、みんなの願いがかなえられるものと、期待が寄せられています。

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