講演会を開きました。

2011年2月2日|

 

(社)宮崎県老人保健施設協会は1月29日、宮崎市の宮日ホールで、ピュア・サポートグループ代表で、医療法人社団大浦会理事長の医師、小山敬子先生を熊本市からお招きし、講演会を開きました。

 講演のテーマは「意欲がすべて ?やる気があれば何でもできる?」。ピュア・サポートグループは、「くもん学習療法」を導入し、独創性豊かな学校形式のリハビリを行っている介護老人保健施設「おとなの学校 本校」(熊本市)を中心に、高齢者が心身の状態に応じた住み方・暮らし方ができるよう、衣・食・住の全てを提供。その一方で、そこで働くスタッフも含めて、安心して生きていくことをも目指す共同体です。代表として、熊本と東京を週に2往復されるなど激務をこなす小山先生、4人の子どもの母親でもあります。超過密スケジュールの合間をぬって来て頂いた先生の話を聞こうと、老健職員だけでなく、特養やグループホームスタッフ、そして看護学生、さらには要介護老人を実際にお世話されているご家族の方々など、200名を超す様々な立場の来場者で会場は満席となりました。

 

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     楽しく、エネルギッシュに話される小山先生。

 

看護学生に、「おばさんはね…」と語りかける小山先生ですが、その姿は若さ一杯!「在宅復帰率が上がるということは、老健の機能が上がるということ。看護・介護の質も上がるということ。若い女の子で言うと、綺麗になるということよ。みんな綺麗になりたいでしょ。自分を磨けば磨くほど、いい彼氏に出会えるってことですよ。老健もそう。いいお客様に出会いたかったら、自分たちの仕事を磨くことが大事!」と老健と恋愛論と結びつけて話せば、学生のみならず、一同納得。わかりやすく、ついつい引き込まれる語り口調に、2時間があっという間に過ぎていきました。 

 

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   小山先生の熱い語りに思わず聞き入ってしまいました。

 

講演の終わりを、「人には幸せになる義務があります。権利ではありません。このことに気付くのが生きていく中で一番大事なことだと思います。それは、あなたのことを愛している人が周りにたくさんいるからです。あなたが辛そうな顔をしたり、いやそうな顔をしていたら、その周りにいる人たちがとても悲しい思いをします。だから、人間は幸せにならなければなりません。幸せな人しか人を幸せにできない。私はそのことに気付いたんです。だから私はこれからもいろんな仕事をしていくと思いますが、私たち一人一人が人間として幸せになっていく。それが一番大事なことです」という言葉で結んで下さいました。老健で働く者の一人として、まずは自らが幸せになることが、利用者の皆様に幸せをもたらすのだと学びました。そして、そのためにも意欲をもって、やる気を出して日々の仕事に取り組んでいきたいと思いました。

なお、ピュア・サポートグループのホームページはこちら。

http://ourakai.com/ 


そして、小山敬子先生のブログ「波動ジャンキー」はこちらです。

http://blog.livedoor.jp/keiko_ourakai/

ぜひ、アクセスして、小山先生の「熱い想い」に触れてみてください。

 

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