災害への備え今一度

2014年6月12日|

今から36年前、つまり3周り前の午年だった1978年(昭和53年)の612日。宮城県沖地震は発生しました。死者28名、負傷者は1万人余り。建物の全半壊も7400戸という大きな被害でした。

犠牲者の中にはブロック塀などの下敷きになった方も多く、倒れた塀や家屋があまりにも多かった事を、テレビを通じて知り驚きを禁じ得ませんでした。また、「液状化現象」を初めて知ったのもこの地震のときでした。固い地面がたちまちドロドロに変わってしまい、驚きよりも恐怖の念がはるかに上回ったことを記憶しています。

そしてまた巡ってきた午年の612日。地震はもとより、様々な災害に対する備えを今一度確認、検討し、気持ちを新たにする日にしたいと思います。災害はいつ身に降りかかってくるかわかりません。そして老健施設においては、かけがえのない命を預かっているわけですから、常に緊張感をもち、リスクマネジメントができるように備えていきたいと思います。

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