赤とあかね
写真は3月2日の夕方、宮崎市の大淀川に新しく架かって間もない相生橋で撮影したものです。オレンジからあかね色というグラデーションに染まる西空。そして夕陽は今まさに高千穂峰に沈まんとしているところです。
それをバックに立っているのが歩行者用信号なのですが、その赤信号とあかね空とが何ともいい具合に調和していたものですから、思わずシャッターを切った次第です。人工の赤と自然のあかね、さすが天孫降臨で名高い日向神話の地、宮崎県だと感動してしまいました。
町の風景や人の暮らしは時代とともに変わっていきますが、日が昇り、日が沈むという宇宙の営みは悠久の昔から変わらないもの。人生の大先輩である利用者から若き頃に眺めた夕陽にまつわる思い出などを伺いながら、宮崎の雄大な自然に想いを寄せたいと思います。
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