豪雨で必要感じた災害への備え

2016年7月22日|

 714日の木曜日は県内にとても激しい雨が降りました。その日の朝、カッパを着て自転車に乗っていたのですが、小降りだったのは家を出てしばらくの間のみ。その後はまさしく「叩き付ける雨」となり、そのあまりのすごさは頭や身体が痛いくらいで、前方も真っ白で見えにくくなってしまいました。崖崩れが起こったり、交通機関にも乱れが生じたりしました。

 それが午後になると一転し、宮崎市では澄み渡る青空となりました。「朝の豪雨は何だったのだろう?まさか夢だったのかも?」と半信半疑となるくらいの好天。しかしそれは紛れもない事実だったことを思い知らされたのでした。大淀川が今年一番じゃないか?と思えるくらいに増水したいたのです。

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上の写真は小松の大淀川右岸堤防から上流を見たところです。普段なら子供達が懸命に練習している姿がほほえましさを誘う野球場やサッカー場が完全に水没していました。

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↑そしてこれは宮崎市役所付近の河川敷駐車場(左岸)。ここも完全に水没し、車なんてとても停められない状態でした。

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↑天満橋の少し上流側(左岸)。右側に見える自転車道まであとわずか!というところまで濁流が達していました。

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↑最初の写真と同じ小松河川敷にある舗装広場。「この舗装広場は、大雨や台風時には冠水します。車両等の留置・放置等は禁止します」という看板が示す、まさしくその通りの状況でした。

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↑「〈ゴルフ禁止〉危険ですので、公園内でゴルフをしないでください。(素振りを含む)」というのは、ゴルフのボールなどが他の人に当たって危険だから、というのが本来の意味。けっして「溺れるから危険」という意味ではありません。車止めのポールが水没しそうなくらい水位が上がっていました。

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台風が接近、上陸しかねないような状況であれば、それなりの備えや心構えをする所ですが、そうじゃないのに、まさかここまで水位が上がるとは想定していませんでした。しかし老健施設で働く者の一人として、そういうことではいけないと反省しました。事前に気象情報をしっかりチェックし、注意報や警報をしっかり確認しておく必要性を痛感した次第です。

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