ハラスメント研修会開きました(看護介護部会:その1)

2014年1月6日|

 (公社)宮崎県老人保健施設協会看護介護部会は1214日(土)、宮崎市の古賀総合病院腎センター5階で研修会を開きました。メンタルヘルスの専門家を招き、職場のハラスメントについて学びました。

 今回の研修会は「職場のハラスメントが及ぼす影響 ~管理監督者の役割~」。これは同部会が昨年会員施設を対象に実施したアンケートの中で、特に要望が多かったことを受けてテーマを決定、開催したもの。この日は会員施設等の管理者ら40人が参加しました。開会にあたり、同部会の仮屋美喜子委員長は「アンケートを分析すると”職場を辞めたい”、”上司の言葉に傷つく”、”モチベーションが下がる”など、ストレスを抱えている人が非常に多いことがわかりました。そこで施設の管理職の皆さんに対象を絞ってこの研修会を開くことになりましたが、一番大事なのは、みなさんがこの現状を踏まえていただくことです。今日の研修会を、自分自身を振り返る機会にして下さい」と呼びかけました。

 

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(↑仮屋委員長)

 講師には独立行政法人労働者健康福祉機構のメンタルヘルス対策支援センターの促進員も務めておられる、オフィス・ナカムラの中村康文先生を招きました。中村先生は「人づくりのプランナー」として同センター促進員のほか、宮崎労働局の働き方改善コンサルタントや宮崎県中小企業団体中央会のキャリアカウンセラー等々を務められており、働く人と企業を両面からサポートすべく大活躍中です。

 

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(↑中村先生)

 開口一番、「私は三股町から来ました。『このくらいの時間に出ればいいだろう』と出発したのですが、よく考えたら食事をする時間を計算に入れてなかったんですね。そこで慌ててコンビニでパンをひとつ買って食べてきました。そのため少しおなかがすいている状態だからいいのですが、皆さんは満腹ですね。満腹は怖いですね。戦いがありますね、そう、睡魔との戦いです。皆さんがその戦いに負けないように、つまり皆さんが寝ないような状態にもっていきたいと思います」と切り出した中村先生はさすがメンタルヘルスのスペシャリスト。会場を一気になごやかな雰囲気に変えて研修会は本番に入りました。

(つづく)

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