感染症対策学びました(看護介護部会:その1)

2014年11月3日|

(公社)宮崎県老人保健施設協会看護介護研究部会は1025日、宮崎市のJAアズムホールで研修会を開き、施設における感染症対策について学びました。

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同部会はでは67日、褥瘡(じょくそう)の予防および治療法に関する研修会を開いており、今回が今年度第2回の研修会となりました。この日は会員施設や特養関係者など96名が参加しました。開会にあたり、同部会の上村久美子委員長は「高齢者の施設で働いていると、特にこれからの時期は感染ということに対して神経質に向き合っていかなくてはなりません。それぞれの施設で感染対策をしているとは思いますが、職員への意識付けを行い、職員が正しい知識を身につけてやっていくことが大事になります。今日はしっかり勉強して、各施設での感染対策に役立てて下さい」とあいさつしました。

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(↑上村委員長)

講師には宮崎県福祉保健部健康増進課兼小林保健所の主査で医師の西田敏秀先生をお招きしました。西田先生は鹿児島県私立ラ・サール学園高等学校から熊本大学医学部に進学。医師免許取得後は同学部付属病院や球磨郡公立多良木病院、公立玉名中央病院、そして宮崎県延岡保健所などで勤務された後、現職でご活躍中です。日本医師会認定産業医の資格を持ち、日本公衆衛生学会および日本結核病学会に所属されている西田先生は、宮崎大学の非常勤講師も務められており、この日はご多忙の中を縫ってお越し下さりました。

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(↑西田敏秀先生)

 「今日は長時間の研修ですが、感染症対策の基本から話していきますので聞いていただきたいと思います。また資料もたくさん用意しています。持ち帰って今日の研修の振り返りに使っていただくとともに、施設で職員の皆さんにフィードバックをしていただいて、それぞれの施設における感染対策がレベルアップすることを望んでいますので、よろしくお願いします」と、西田先生はにこやかに話し始め、研修会が始まりました。

(つづく)

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