糖尿病の食事療法学びました(栄養給食部会その1)

2015年2月27日|

 (公社)宮崎県老人保健施設協会栄養・給食研究部会は218日、宮崎市のニューウェルシティー宮崎で研修会を開きました。17人が参加し、情報交換や講義を通じて研鑽を深めました。

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(会場となったニューウェルシティー宮崎)

 午前10時から始まった研修会。午前中は平成27年度の事業計画検討会と情報交換が行われました。同部会副委員長の松浦美和子さん(ひむか苑)が司会を努め、あらかじめ実施したアンケート結果に基づき、意見を出し合いました。

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(司会の松浦副委員長)

 各施設の食事形態の種類やトロミ剤などの種類、在宅復帰時における摂食嚥下障害の利用者への栄養指導、行事食への取り組み状況、認知症と食事摂取、ソフト食への取り組みなどについて、各施設における現状を出し合いながら情報と問題意識を共有しました。

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特に認知症の利用者の食事に関しては、「食べてもらえない人に対してどうすればいいか?」という悩みを抱えている参加者が多く、「栄養士だけの力ではできない。他職種が連携を密にして取り組んでいくことが大事」ということを再認識しました。

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 また、施設と在宅では調理機器をはじめとする環境が異なるため、在宅復帰に向けた訪問指導をどのようにすればいいか?といった疑問も提起され、参加者は真剣に意見を交わしていました。

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 同部会の平成27年度の事業の展開方針については、会員施設の栄養・給食スタッフをはじめ、より多くの人を対象にした研修会を開くことや、屋外での実習、施設厨房見学、工場見学、会場を各地に移しての開催など、様々な意見が出され、これらをもとに来年度の事業を進めていくこととなりました。

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(つづく)

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