「高齢者施設での看取り」学びました(看・介部会:その1)

2015年5月18日|

 (公社)宮崎県老人保健施設協会看護・介護研究部会は59日、宮崎市のJAアズム別館で研修会を開き、高齢者施設での看取りについて学びました。会員老健施設や特養、グループホームなどから120人が参加。利用者と家族が安心して、望む場所で望むように人生の終わりを全うできるためにはどのようなケアを行えばいいか、事例発表や講演を通じて学びました。

001IMG_0343.JPG
003IMG_0352.JPG

 今年度1回目である同部会の研修会。これまでの研修会の際に実施したアンケートなどから要望の高かった「高齢者施設での看取り」をテーマにし、開催案内と参加を呼びかけたところ、会場の収容人数を大幅に上回る申し込みがあり、そのため募集を途中で締め切り、その後の参加を断らざるを得ない事態となりました。満員となった会場で、挨拶に立った同部会の上村久美子委員長(サンフローラみやざき)はその事を詫びるとともに「老健施設では在宅復帰・在宅支援、そして今回のテーマである看取りという2本の柱でやってきていますが、皆さんも色々と苦労されているところがあると思います。在宅で最期を看取るのが厳しい状況にある中、施設で看取る事が必要になってきています。私が勤務する施設でも看取りを行っていますが、『利用者や家族の思いにそった看取りができているだろうか?』と苦慮しています。皆さんの施設でもそうではないでしょうか。本日の研修会では、学ぶものがたくさんあると思いますので、それぞれの職場に持ち帰っていただき、業務に役立てていただきたいと思います」と呼びかけました。

002IMG_0349.JPG

(↑上村委員長)

 これに続き、今年度から新しく同部会の委員となった神楽苑(高千穂町)の甲斐良太さんと、青島シルバー苑(宮崎市)の黒木政秀さんが就任の挨拶を行いました。

004IMG_0373.JPG

(↑新委員の甲斐良太さん)

005IMG_0375.JPG

(↑同じく新委員の黒木政秀さん)

(つづく)

« 前のページに戻る

TOPへ