研修会開きました(ケアプラン部会:その3)

2015年7月15日|

 このように作られたケアプランがその通りに実施されているかどうかを定期的に確かめ、必要に応じてその内容を見直していくために行うモニタリング。原貴子副委員長はその必要な要素として次の6点を列挙しました。

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(1)生活課題の充足度

(2)目標の達成度

(3)サービスの適切性(生活課題に対応したケアが提供できているか)

(4)利用者および家族の満足度

(5)ケアマネージャーやサービス担当者会議の活動評価

(6)新たな生活課題が生じていないかのアセスメント

 

 そしてモニタリングがやりやすくなるとともに、より実効的なケアプランとするためにも、「『安心して歩行できる』というような”漠然とした状態像”や、”《安心・安全・維持向上》という表現の目標設定ではなく、『施設から、杖を使って〇〇メートル離れたたばこ屋へ一人で行くことができる』というように、”具体的な状態像”や、”《距離・時間・回数・場所》など数値化した目標設定をしてください」と強調。参加者に各施設におけるケアプランの確認と見直しを呼びかけました。

 講義の終わりに、指定様式である「第1表:施設サービス計画書(1)」、「第2表:施設サービス計画書(2)」、「第3表:週間サービス計画書」、「第4表:日課計画書」、「第5表:サービス担当者会議の要点」、「第6表:サービス担当者会議に対する照会(依頼)内容」、「第7表:施設介護支援経過」について、これらの全てが揃っていなければなないこと、そしてどれか一つが欠けても実地指導で確実に指導を受ける重要なものであることを確認。そしていよいよグループによるケアプランの策定作業に移りました。

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(つづく)

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