感染予防対策学びました(看護・介護部会:その6)

2015年11月17日|

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 (公社)宮崎県老人保健施設協会看護・介護研究部会が1031日(土)、宮崎市のJAアズム別館で開き、87人が受講した「高齢者の感染予防対策」研修会。宮崎県福祉保健部健康増進課感染症対策室の片平久美子室長による講義はその後、疥癬に関する概要や対応(平常時、感染を疑ったとき、発生時)について説明がありました。

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 これに続き、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)やエボラ出血熱、デング熱、中東呼吸器症候群(MERS)など、最近の感染症についてトピックスを紹介した後、感染症対策のまとめとして、

(1)平常時の予防対策(手洗い、消毒の徹底)

(2)早く異常に気づき、速やかに感染拡大防止の対策をとる

(3)日頃から施設内外の情報収集

国立感染症研究所http://www.nih.go.jp/niid/ja/

宮崎県衛生環境研究所http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/eikanken/

・・・をスライドに示した片平室長はこれに加えて「保健所もどんどん活用してください。それから他の施設も見学に行って、どのような感染対策をしているか、情報を共有するなど、いつも気をつけて下さい」と呼びかけて講義を締めくくると、会場からは感謝の拍手がおくられました。

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 研修会終了後も片平室長は受講者からの質問に懇切に対応して下さるなど、大変有意義な研修会となりました。ご多忙にもかかわらず実践的でわかりやすい講義をして下さった片平室長、本当にありがとうございました。

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(終わり)

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