感染症対策学びました(看護介護部会:その7)

2014年11月11日|

ノロウイルス対策について、まず次亜塩素酸を用いた消毒および消毒液の作り方などを学びました。

【ノロウイルス対策】

〇環境は0.02%次亜塩素酸で消毒(金属部分はそのままだと腐食するので10分後に水拭き)

〇汚染物は0.1%次亜塩素酸で消毒(10分)か、床に貼ってあってはがせないものなどは851分間以上の熱水洗濯又はスチームアイロン2分間

〇アルコールや石けんによる消毒は効果が弱いと考えられているが、手など次亜塩素酸が使えないものに対して使用(回数を増やして)。←汚れやウイルスを物理的に流すことはできる

〇手は石けんによる手洗い(30秒)+流水すすぎ(30秒)+アルコール消毒2回(30秒×2

※「石けんやアルコールはノロウイルスには効きにくい」と言われているが、手に次亜塩素酸を用いると手が荒れるので使えない。ノロウイルスは非常に小さく、手が荒れるとそこかにウイルスが残りやすい。「物理的に洗い流す」という意味で手洗いとアルコール消毒を。

 

【次亜塩素酸消毒液の作り方】

※原液濃度および使用用途によって作り方が異なるので注意!

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※作った後は早めに使用する(紫外線で分解)

※作り置きをする場合は冷暗所に保管(いつ作ったか明記しておくこと)

※ペットボトルを利用する場合はラベルなどをつけて間違わないように(焼酎の瓶に入れておいた消毒液を飲んでしまった事例もあるそうです)

(つづく)

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