美しき大淀川の日の出
写真は1月31日の朝、大淀川の河口から顔を出した太陽が、河口から順に架かる一ツ葉大橋、赤江大橋、日豊本線鉄橋、橘橋、そして天満橋の6つの橋を下から上に昇っていく所を、宮崎市福島町の青柳排水機場付近から撮影したものです。
河口から見た大淀川は、西北西にまっすぐ延びた後、天満橋の先で右、つまり北方向に曲がり、高松橋に向かいます。そのため、太陽が東南東から上がる春分の日の前と秋分の日の後の一定時期に、このような光景を見ることができるわけです。カーブした後の高松橋ではこの現象は見ることができません。
この日の朝は水平線付近に雲があった以外ほぼ快晴で、写真のような見事な光景を拝むことができました。「宮崎の母なる川」とも言われる大淀川の、期間限定のこの景色に感謝しながらシャッターを切りました。
これから日の出はだんだん北寄りとなり、この光景ともお別れとなりますが、それに伴い少しずつ春がやって来るわけです。春の日差しの下、利用者の皆様と屋外に出て花や緑を愛でる日を楽しみに待とうと思います。
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