「ワカタカ」から84年

2017年4月24日|

 4月24日は「日本ダービーの日」。今から85年前、1932年(昭和7年)のこの日、第1回日本ダービーが東京目黒競馬場で開催されたそうですが、当時は「東京駿馬大競争」という大会名で、栄えある優勝を飾った馬は一番人気の「ワカタカ」だったとのことです。

 そして平成になって「ワカタカ」は再び大人気となりました。といってもこちらはもちろん馬ではなく大相撲の話。若花田(後の横綱若乃花)と貴花田(後の横綱貴乃花)の兄弟関取が平成3年頃に幕内上位で活躍し始めてから、平成12年に横綱若乃花が引退するまでの間は「若貴フィーバー」と呼ばれ、大いに賑わいました。

 そしてこの若乃花の横綱昇進を最後に途絶えていた日本出身の横綱誕生でしたが、ついに今年の初場所(一月場所)の後、稀勢の里が横綱昇進を果たし、続く春場所(三月場所)では取組中の怪我にも屈せず、堂々の2連覇を果たしました。

 このようなこともあり、現在は若貴フィーバー以来の大相撲人気となっています。競馬のワカタカから相撲の話になって強縮ですが、5月14日からは夏場所(五月場所)が始まります。日本相撲協会のホームページも賑わっています。そして老健施設の利用者の多くの方が相撲ファンなのではないかと思います。みんなで楽しく元気に応援しましょう。

(※写真は本文とは関係ありません)

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