冷やし○○

2013年1月16日|

 今から39年前、昭和49年の116日は石油第2次消費規制が始まった日です。都市部ではネオンの明かりが消えたそうです。

 いわゆるオイルショックまっただ中。石油はもちろん、関連する製品、だけじゃなく、関係ない製品までもが軒並み値上がりしたり、品薄になったりしました。「狂乱物価」などという言葉も飛び交いました。

 その中でもとりわけ「トイレットペーパー騒動」は忘れられない出来事です。スーパーにはトイレットペーパーを買い求める人だかりができ、商品棚はすぐ空っぽ、買占め騒ぎもあったりして、学校では先生が特別授業を行い、「いいですか皆さん、鼻紙は一度チーンとかんでポイと捨てるのではなく、半分に折ってまたかみましょう、そして半分に折って使いましょう」などと子供たちに教えていたりしたのですが、実の所トイレットペーパーの生産は安定しており、「紙がなくなる」という噂だけが先行したためにパニックに陥ったのだと知ったのは後々の事でした。

 そんなことがありましたが、灯油はさすがに値上がりし、石油ストーブもずいぶんけちって使っていたものです。ですから随分冷え冷えとした冬を過ごしていた記憶があります。

 そんな116日の誕生花はなんと・・・「冷やしンス」・・・じゃなかった、「ヒヤシンス(黄)」。耳にしただけで冷え冷えする感じがしますが、花言葉は意外にも「勝負」。実は熱い思いを秘めた花なんですね。おあとがよろしいようで<(_ _)>

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