“寿万宝”と呼んではどうですか?(再)

2013年7月5日|

 思った通り、シニア向けのスマートホン(スマホ)が県内でも普及しているようです。67日の宮崎日日新聞、「高齢者向け端末続々」という見出しの記事が載っていました。

 宮崎市佐土原町あった高齢者向けタブレット端末操作教室は県の補助を受けて昨年度から始まっているものとのことで、70代の高齢者が操作方法を学んでいる様子が紹介されており、「パソコンに比べ操作が簡単で高齢者向きの機器だ。さまざまな機能や情報を使いこなせば、日常生活がより豊かになる」という関係者がコメントしていたのを”ウン、ウン”とうなずきながら読みました。

 高齢者向け端末の発売も相次いでいるようで、使用者が一定以上動かないと家族らに警告メールを自動送信する高齢者向の安否が確認できるアプリケーションが紹介されていました。今後、スマホは高齢者の生活、生命を守る道具として極めて重要な役割を果たすのではないかと思います。

 当ブログでは昨年のうちからその事を既に予察しており、「高齢者を取り巻くリスクは多種多様で、命にかかわりかねないリスクも少なくありません。それをスマホの力で回避できるとすれば、大変ありがたいことではないでしょうか」と世に問うているわけです(平成2583日付ブログ)。

 また、同時に「スマホ」というカタカナ表記も「寿万宝(すまほ)」と漢字に改めてはどうか、と提起しています。「万寿:ばんじゅ、寿命の長いこと(『広辞苑』より)」をもじって「長い寿命をもたらす宝」という意味です。いかがですか?すっごくナイスな名前ではないでしょうか?だめぇ?でも、もしも将来、本当にスマホのことを「寿万宝」と呼ぶようになったら、・・・ならないだろうけど・・・、言い出しっぺは当協会であることを一応ここに宣言いたしておきます。

 とにもかくにも、65歳以上人口が3000万人を突破し、認知症高齢者が462万人と推計される今日、スマホには今後ますますの活躍を期待したいと思います。

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