ソフト食学びました(栄養給食部会:その4)
講義に続き、実際に調理された「高齢者ソフト食」を用いた試食会がありました。
試食に用いられた「高齢者ソフト食」は「リンゴのコンポート」、そして「肉じゃが」の2品目。参加者はそれぞれを手に取ってじっくりと観察、そして写真に撮った上で試食に臨みました。スプーンですくう際の手ごたえや口に取り込んだ感覚、噛みやすさや口の中でのまとまりやすさ、そして口の奥へ運んで飲み込む際のスムースさなどをひとつひとつ確認しながら試食していました。
(↑講義で学んだ事を復讐しながら、じっくりと観察、試食していました)
(↑リンゴのコンポート)
(↑肉じゃが)
また、「高齢者ソフト食」を開発し、その普及に奔走されている潤和リハビリテーション診療研究所の客員研究員で、農学博士でもある管理栄養士の黒田留美子先生の著書『黒田留美子式高齢者ソフト食スタンダードテキスト(上・下。リベルタス・クレオより出版、各税別2,700円)』を開き、調理方法などを確認しながら試食する参加者もいるなど、美味しく楽しい中にも真剣な雰囲気が漂う試食会となりました。
(↑『黒田留美子式高齢者ソフト食スタンダードテキスト』。現場ですぐに使える「高齢者ソフト食」のノウハウが詳しく書かれてあります)
(おわり)
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