研究大会開きました(その26)
【レクレーション研究発表(2)】
2番目の発表はことぶき苑の梅津聖子さんによるピアノ演奏と歌。梅津さんは小学校から高校までバレーボールに打ち込んでいましたが、16歳で発病した病気の後遺症で下半身麻痺となり、車いすでの生活となりました。20歳の時知人の紹介で劇団「SPC」に入団し、表現する事の楽しさを知ったそうです。さらに表現の場を求めていた頃、主催・出演者も障害者である「ゴールドコンサート」との出会いをきっかけに作詞・作曲活動を始め、出場した「第2回ゴールドコンサート」で審査員特別賞を受賞されました。
オリジナル曲は30曲ほどあり、ことぶき苑で事務補助職員として勤務する傍ら、「真北聖子」として県内を中心にイベントやライブ、さらにラジオ番組のパーソナリティーなども精力的にこなされています。16歳で下半身が不自由になったことで「命の大切さ、そしてそれをつなげることの大切さを身をもって体験できました」という梅津聖子さんのステージに、参加者は聴き入りました。
(つづく)
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