開催しました!「九州大会inみやざき」(その23)

2024年8月26日|

金城隆展先生による市民公開講座、いよいよ最後の章「第3の終活(真のACP)を意識する」を迎えました。

「第3の」と銘が打たれている事に関心を寄せる参加者を見渡しながら、「『第3の終活』を意識しましょうと言っていますが、『第1の終活』や『第2の終活』があるのか?というとその通りです」と述べ、「第1の終活は最初の頃の終活です。人生の終わりをより良いものとするため、事前に準備を行うことで、『事前指示』はこの中の1つに含まれます。今から自分の人生の最期をどう迎えるかを準備することです。これに対し、新たな『第2の終活』というものが登場してきました。これは『今から最期を迎えるか』のみならず、今のうちから『自分の人生の最期までどう生きるか』を察するための活動で、これが最近はやっている終活です」と言葉を続けました。

その上で「私は倫理学者ですから」前置きし「第1の終活と第2の終活はバランスが良くありません。これらはかなり自分中心です。自分の最期をどう迎え、自分の人生の最期までどう生きるか、というふうに自分が中心になっていて、残される人たちが取り残されているような感じがして、バランスが悪いと思います」と解釈を加え、いよいよこの章のテーマである「第3の終活」に話題を切り込んでいきました。

(つづく)

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