稲育つ2020
田植えが早い宮崎県。今年も超早場米の稲が田んぼですくすく成長中です。「お盆の前には稲刈り」と言うと、他県の人は驚かれますが、私達にとっては見慣れた光景ですね。
さて、1粒の種もみから何粒の米が取れるかというと、文献によって諸説ありまた品種によっても異なり一概には言えないものの、数百粒~千数百粒になるようです。いずれにせよ光合成の力、自然の恩恵、そして農家の方々のご努力によってこれまで私達は命をつないで来ることができたのだと思うと、感謝の気持ちが湧き、お米一粒たりとて無駄にしてはいけないと思います。
「米という字を分析すればヨー 八十八度(はちじゅうやたび)の手がかかる お米一粒粗末にゃならぬ 米は我等の親じゃもの」
宮城県民謡「米節」にもこのように歌われています。そして宮崎県の老健の利用者の中にも、長年米作りに勤しんでこられた方がたくさんおられることと思います。その経験談などをお聞かせ願いながら、今年の豊作を皆で楽しみにしたいと思う今日この頃です。
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