トロピカルな朝

2020年7月3日|

写真は宮崎市加江田地区から日向灘に注ぐ加江田川の朝の光景。国道220号線にかかる鵜来橋 (うくるはし)から撮影したものです。

静かな川面に映る朝陽の帯、その向こうに見えるのは「トロピカルブリッジ」。左(北)側の県立総合運動公園と右(南)側の青島地区を結ぶこの橋は歩行者と自転車が通行可能。宮崎の冬の風物詩ともいえる「青島太平洋マラソン」の最後の踏ん張りどころであるトロピカルロードの中の名所として、約1万人のランナーがそれぞれのペースと思いで行き来する橋でもあります。

また左側はサーフィンスポットとして有名な木崎浜があり、昨年は世界大会も開かれて大いに賑わいました。

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除され、最高の波を求めてサーファーの姿も見かけるようになりました。一方、例年なら6月中にエントリーが終わる青島太平洋マラソン、今年は12月13日の開催に向けて検討が進められており、8月にエントリー開始、募集要項等の情報を7月半ばに発表とのことですが、関係者もこれまでと違う運営に向けてご苦心も少なくないものと察しているところです。

その名の通り、この日はトロピカルな朝を感じながらシャッターを切りました。美しい宮崎の景色は県民の宝物でもあります。後世に残せるよう大切に守っていくとともに、以前のように多くの観光客にもその良さを堪能してもらえる日が早く戻って来て欲しいと願う今日この頃です。

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